香港エクスプレスが新たなブランドアイデンティティを発表
香港エクスプレスは、2023年第1四半期の終わりまでに、週400便以上の運航を目指す中、ブランドの刷新を正式に発表しました。この新しいアイデンティティは、目前に迫るアジアの消費者の旅行再開に合わせたものです。新たなブランドメッセージ「さぁ、行こう(Gotta Go)」は、自発的で自由な旅行スタイルを提案し、現代を生き生きと楽しむお客様に向けてアピールしています。
香港エクスプレスのCEO、マンディ・ング(Mandy Ng)氏は、今回のブランド刷新がパンデミックの影響で旅行者の意識が変化したことに起因していると述べています。「新しいブランドは、私たちの冒険への情熱と、旅を楽しむ多様なスタイルを提供することを反映しています」とコメントしました。
新しいブランドデザインの要素
今回の刷新では、シンプルなデザインを基にした新アイコンやグラフィックが導入され、すべてのマーケティングチャネルでのコミュニケーションが強化されます。新ロゴは旅行を象徴するシンボルマークと会社名のワードマークで構成され、特に小さな紫色の「e」は旅の始まりを象徴しています。このデザインは、お客様に新たな旅のワクワク感を提供することを意図しています。
新ロゴ、ブランドポジショニング、イメージ画像に加え、キャビンクルーの制服も刷新されました。香港を代表するサステナブルファッションデザイナー、マウンテン・ヤム氏が手がけたこの制服は、パンツスタイルのオプションがあるなど、女性キャビンクルーが自分のスタイルを反映させることができるよう配慮されています。さらに、ドレスシューズをスニーカーに変更することで、堅苦しさから解放され、クリエイティブな表現が促されます。
サステナビリティへの取り組み
今回のブランド刷新には、環境意識も反映されています。以前の制服からアップサイクルされた素材が一部に使用され、余った生地を使ってアップサイクルされたテディベアも制作。こうした取り組みを通じて、香港エクスプレスは持続可能な未来への一歩を踏み出しています。
新機体の塗装デザイン
新しい機体の塗装デザインも発表され、紫と白を基調としたデザインに青系のアクセントが加わっています。ウイングレットや垂直尾翼には新しいシンボルが施されており、香港エクスプレスでの快適な旅の始まりを連想させるものです。発表イベントに出席したジェフリー・ンガイ(Jeffrey Ngai)氏は、このシンプルで存在感のあるデザインは、ブランドイメージを旅行者に強く伝えるものだと評価しています。
新しいデザインのエアバスA321neo機は2023年前半に納入され、その後、機体全体に新しいデザインが展開される予定です。香港エクスプレスは、IATA安全監査プログラム(IOSA)の認定を受けており、安全性を最優先にした運航をしています。
結語
新しいブランドとともに始まる香港エクスプレスの旅が、今後のアジアの空の旅をどのように変えていくのか、注目が集まります。詳細な情報は公式ホームページやSNSで随時更新されていますので、ぜひチェックしてください。
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