アジアンブリッジ株式会社がこのたび、9.7億円の資金調達を実施しました。この調達は、複数の事業会社や個人投資家を通じて行われ、同社の累計調達額は約15.4億円に達します。これにより、提供する海外進出支援サービスのラインナップが強化されるだけでなく、新たに台湾やタイに続き、その他の海外拠点が設立される予定です。
代表取締役の阪根嘉苗氏は、これまでに100社以上の企業がアジアンブリッジの手を借りて、自社商品を海外に流通させることに成功していると述べており、生成AIを活用したマーケティングサービスの導入がその一助になると信じています。彼女は「国境を越え、喜びを届ける」というビジョンを掲げており、日本の中小企業が持つ製品の力を最大限に発揮できるような環境を作りたいと語っています。
今回の資金調達については、新たな株主からの支持の声も寄せられています。株式会社レミントンの代表取締役・野間田仁志氏は、アジアンブリッジのビジョンへの深い共感を表し、一緒に新たな価値を創造してくことを楽しみにしていると述べました。
また、株式会社ラバブルマーケティンググループの林雅之社長は、両社の強みを活かしたシナジーによって日本の未来に貢献できることを期待しています。W2株式会社の山田大樹社長も、アジアンブリッジの「海外事業部」としての成長への支援に大きな期待を寄せています。
このように、アジアンブリッジには多方面からの期待が寄せられており、今後の成長が大いに期待されています。会社は、マーケティングやECの販売支援に加え、貿易やフルフィルメントなど、様々な分野でワンストップサービスを提供しています。現在までに台湾とタイに現地法人を設立しており、さらなる拠点の拡充も考えているとのことです。
アジアンブリッジは、これまでも日本企業の海外展開を支援し、非常に良い成果を上げてきました。特に、日本の製品が海外で評価される背景には、職人の技術や細やかな配慮があることを彼女は強調しています。それゆえ、アジアンブリッジは、国内の少子化や経済の下降といった現状を打破するためにも重要な役割を果たしたいと考えています。
さらなる成長を遂げるため、今後もアジアンブリッジは新たなサービスの展開に力を入れていく方針であり、日本の中小企業が海外で成功を収めるための架け橋となることを目指しています。これからも目が離せない企業の一つになりそうです。