マカオの魅力発信
2024-03-12 11:00:03
マカオ政府観光局、日本での観光プロモーションを始動し魅力を発信
マカオ政府観光局が日本でのプロモーションを開始
マカオ政府観光局は、コロナ禍明けの観光プロモーションを本格化させ、日本市場へのアプローチを強化しています。昨年の渡航規制解除後、今回が初となる本格的な取り組みであり、観光客を集めるための多様な戦略が打ち出されています。
「Tourism+」プロジェクトの概要
「Tourism+」は、IR(統合型リゾート)やゲーミングなどの伝統的な魅力に加え、ケータリング、文化、芸術などを取り入れて観光市場の多様化を図るプロジェクトです。この取り組みの一環で、6つの主要IR事業者が、ゲーミング以外の分野に約130億USドルを投資し、スポーツ、エンターテイメント、健康、アートといった新たなビジネスチャンスの創出に繋げることを目指しています。
日本からの観光客数の増加
2023年、マカオへの観光客数は約2,800万人と、コロナ前の約72%にまで回復しています。特に日本市場においては、マカオ航空が2024年1月から東京や大阪からの直行便を増便することで、さらなる需要拡大が期待されています。マカオ政府観光局は、2025年から2026年にかけて、観光客数を以前の水準まで回復させる見込みです。
日本プロモーションのアップデートセミナー
観光プロモーションに先立ち、マカオ政府観光局は3月6日に東京のパレスホテルでアップデートセミナーを開催しました。この席では、局長や貿易局、マカオ航空、日本旅行業協会などの代表者が挨拶し、マカオの最新情報とともに日本からの観光客戻りの状況について報告が行われました。
催しの中で、マカオの本質的な魅力やそのアクセスの良さが強調され、日本の旅行業者との関係構築の重要性が確認されました。セミナー後には、商談会も行われ、参加者間で活発な情報交換が行われました。
COREDO室町での「Experience Macau」イベント
また、3月8日から10日にかけて、東京のCOREDO室町で「Experience Macau」という一般向けイベントが開催され、多くの来場者で賑わいました。マカオ航空やIR事業者のブースが設置され、訪問者にマカオの観光を楽しんでもらうための多彩なプログラムが展開されました。特に、日々行われる抽選会では、マカオ行きの航空券や豪華ホテル宿泊券が当たるチャンスも提供され、多くの注目を集めました。
オープニングセレモニーには、マカオ政府経済財政長官のレイ・ワイ・ノン氏も参加し、日本からの観光客数の回復状況に期待を寄せるコメントを発表しました。
さらに、アイドルグループ「高嶺のなでしこ」の公式アンバサダーも登場し、マカオの魅力について語ります。
まとめ
このように、マカオ政府観光局はコロナ禍後の観光復興に向けた様々な施策を講じています。多種多様な観光資源を活用し、日本市場での魅力度を高める取り組みを続けており、今後も注目されることでしょう。
会社情報
- 会社名
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マカオ政府観光局
- 住所
- Alameda Dr. Carlos d'Assumpção, n.os 335-341, Edifício "Hot Line", 12º andar, Macau
- 電話番号
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