富士薬品、銚子市と包括連携で地域住民の健康を支援
医薬品企業の株式会社富士薬品は、2024年7月17日、千葉県銚子市と包括連携協定を締結しました。
この協定により、富士薬品は主力事業である配置薬販売を通じ、銚子市の地域住民の健康増進を支援し、地域社会の活性化に貢献することを目指します。
銚子市では、市民の健康増進と食育を推進するため、2018年に「銚子健康プラン」を策定し、健康づくりや疾病予防に取り組んでいます。
一方、富士薬品は「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンのもと、地域住民の健康を支えることを使命として、配置薬販売、ドラッグストア、調剤薬局、医薬品開発など、幅広い事業を展開しています。
特に、営業員が定期的に家庭訪問し、必要な薬をお届けする配置薬販売は、地域に根差したサービスとして、お客様に寄り添いセルフメディケーションを支援しています。富士薬品は、1930年の創業以来、90年以上、このサービスを提供し続けており、銚子市では現在約1,600軒のご家庭で利用されています。
近年、富士薬品は、地方自治体との連携を強化し、地域住民の健康づくりを支援しています。2022年には新潟県南魚沼市との包括連携協定を締結しており、今回の銚子市との協定は4市目となります。
今回の協定では、富士薬品は銚子市の健康づくりをセルフメディケーションの側面から支援するだけでなく、災害時の備蓄品提供や高齢者の見守り支援など、地域課題の解決にも貢献していきます。
協定内容
今回の協定では、以下の4つの分野において、富士薬品と銚子市が連携していきます。
1.
防災・災害支援: 災害発生時には、市役所や市施設などに防災備蓄品を無償提供します。また、配置薬をご契約のお客様には、医薬品とともに、災害時に役立つ防災グッズや備蓄品をご要望に応じて用意し、銚子市からの防災情報も提供します。
2.
高齢者等の見守り: 銚子市の住みやすいまちづくりに向け、配置薬の特性を生かした見守り活動について、銚子市と協議しながら実施していきます。
3.
セルフメディケーションの強化: 配置薬販売の営業員は、登録販売者の資格を有しており、OTC医薬品の適正使用や健康意識向上のための情報提供を行います。
4.
健康情報のハブ: 配置薬販売の訪問を通して、健康情報や健康診断の呼びかけ、事故防止・病気予防の啓発などを行い、銚子市との連携を強化します。また、熱中症などの季節ごとの事故防止・病気予防を目的としたセミナーやイベントも共同で実施していく予定です。
富士薬品について
富士薬品は、1930年に富山県富山市で創業した配置薬販売企業です。現在では、配置薬販売に加え、ドラッグストア、調剤薬局、医薬品製造、医薬品研究開発、医療用医薬品販売など、幅広い事業を展開する複合型医薬品企業へと成長しました。
「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンのもと、富士薬品グループ全体で、全国に1,271店(2024年3月末時点)を展開する「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアや、配置薬販売ネットワーク、そして医療用医薬品の研究開発力を活用し、人々の健康を支え、豊かな人生を送れる社会の実現を目指しています。