新展示室のオープンとその魅力
横浜の歴史を呼び覚ます場所、「横浜開港資料館」が新たな展示室を2023年4月1日(水)に公開します。この展示室は、令和3年度から行っていた整備工事の完了を受け、新たにバリアフリー対応が施された部分としてオープンするものです。
新展示室の基本情報
新しい展示室の公開日は2023年4月1日で、開館時間は午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)となります。休館日は月曜日と年末年始。その入館料は一般500円、小・中学生、横浜市内在住65歳以上は250円と、非常にリーズナブルです。特別公開「横浜の記憶―多彩な収蔵資料―」の会期中(4月1日〜7月20日)に訪れると、さらに充実した展示が楽しめます。
新展示室の設計と歴史
新展示室は、旧英国総領事館時代の内装色を復原した廊下から入ることができ、また新設されたバリアフリーの連絡通路を通ることができます。特に気を付けられているのは、車いす利用者にも配慮された設計で、旧館の1階には昇降機も設置されている点です。
旧英国総領事館は明治2(1869)年に建設された歴史ある建物で、昭和47(1972)年までイギリスと深い関係を持っていました。現在の建物は関東大震災後、1931年に再建されたもので、建築様式には18世紀から19世紀に流行したジョージアン様式が採用されています。この整備工事では、建物に残された古い痕跡を調査する中で、創建当時の内装や外観の色を復原しました。
展示内容
新展示室では、横浜のイギリス領事館の歴史や、幕末の外交官アーネスト・サトウに関する情報が紹介されています。あわせて、2階の展示エリアでは、横浜中華街や元町など、地元の観光名所に関しての情報も展開されています。興味深いのは、旧領事館職員とその家族の生活空間を蘇らせた展示です。
特に、今回の整備では建具の塗装色も旧英国総領事館時代を再現し、目を引く深い緑色として復原されています。さらに、リニューアルされたミュージアムショップ&カフェ「PORTER’S LODGE」も新展示室のオープンを祝福する重要なスポットとなるでしょう。
文化と観光の融合
「横浜開港資料館における文化観光拠点計画」によって、地域の文化を観光に結びつける取り組みも進んでいます。この計画は、文化の振興を地域活性化につなげ、好循環を生み出すことを目的としています。横浜開港資料館は、その中心的な役割を果たすことが期待されています。
開館記念イベント
新展示室のオープンを記念して、FMヨコハマとのコラボ企画「たまくすデッキ」の初イベントも開催されます。このイベントは、多くの方々に新展示室を体験していただく機会となることでしょう。
これからも、横浜開港資料館と旧横浜英国総領事館が地域の文化振興や観光の拠点として活躍していくことに注目です。この機会をお見逃しなく!