自宅受験を革新する「早稲田アカデミーEAST」アプリが登場

受験の新時代を迎える「早稲田アカデミーEAST」

株式会社早稲田アカデミーは、受験生のための新しいアプリ「早稲田アカデミーEAST」を5月から提供開始しました。このアプリは、自宅で受けた模擬試験の解答用紙をスマートフォンやタブレットで簡単に読み込み、すぐにアップロードすることができます。

従来の方法では、解答用紙を郵送したり、校舎に持参する手間がありましたが、このアプリを使えばそのような作業が一切不要になるため、受験後の時間の無駄を省くことができます。特に、首都圏外や海外に住んでいる受験生にとって、迅速に採点・添削を受けることが可能になる点が大きなメリットです。

機能の充実と今後の展望

「早稲田アカデミーEAST」は5月に一部の模擬試験での利用を開始し、今後はより多くの試験に対応できるよう、各模擬試験提供会社との連携を進めています。さらに、このアプリはテストの解答だけでなく、記述式課題や宿題の提出、質問の受付などもサポートする方向で機能の拡充を目指しています。

この動きは、早稲田アカデミーが進めるICTを活用した学習環境の整備の一環であり、より効果的な学習を実現するための重要なステップです。

画像処理技術の活用

「早稲田アカデミーEAST」は、画像処理技術に特化した株式会社Qonceptと共同で開発されました。Qonceptは大阪大学発のベンチャー企業で、AR技術をはじめとする高い専門性を持っています。アプリは、受験者が受けたテストを選択し、解答用紙を撮影するだけの3ステップで簡単に処理が完了します。これにより、解答用紙の間違いやアップロード漏れといった問題を未然に防ぐ工夫が施されています。

学習環境のさらなる改善に向けて

今後も早稲田アカデミーは「双方向Web授業」や「早稲田アカデミーEAST」を通じて、受験生がより快適に学習できる環境の整備を進めていく予定です。革新的な技術とサービスを活かしつつ、より多くの受験生が恩恵を受けられるよう取り組んでいく姿勢が伺えます。

受験のスタイルが変わる中で、これまでの常識を覆す新しいアプローチとして、「早稲田アカデミーEAST」が多くの受験生にとって有益なツールとなることでしょう。