スマホとAIを活用した新サービス『uwotech 尾数計数』の開始
2026年4月より、アクアクラフト株式会社が提供する新サービス『uwotech 尾数計数』が、養殖魚の正確な尾数を自動で計数することを可能にします。これにより、養殖業界における経営管理が大幅に効率化されることが期待されています。
養殖業界における課題
養殖業では、在池尾数の正確な把握が非常に重要です。不正確な尾数は、餌の過不足や出荷計画の変更を引き起こし、直接的に経営に影響を与えます。2020年以降、漁業に使用される飼料価格は上昇を続けており、2023年11月には1トンあたり約26万円に達しています。このようなコスト状況からも、正しい尾数の把握による適正な給餌が求められています。
一方で、手動カウントでは誤差が生じがちであり、導入費用が非常に高い自動カウンターも多くの養殖業者にとっては負担となっていました。さらに、漁業従事者が減少し、高齢化が進むなか、人力での計数作業は現場にとって大きな負担となっています。
新サービス『uwotech 尾数計数』の特徴
『uwotech 尾数計数』では、スマートフォンで撮影した動画をAIが解析し、養殖魚の尾数を自動計数します。このサービスの導入に際して、特別な機材は必要なく、手持ちのスマートフォンを使うことができるため、初期投資が不要です。これまでの煩雑な手続きや設置工事も必要ありません。
利用方法は非常にシンプルで、動画を撮影したら専用のフォームからアップロードするだけ。2〜3営業日以内に計数結果がメールで届くため、忙しい現場でも迅速に利用できるのです。さらに、速報版は無料で提供されるため、コストを気にすることなく導入することができます。
AIの精度向上と今後の展望
今後は利用者から提供される動画データを蓄積することで、AIの計数モデルの精度を向上させていく予定です。さらに、リアルタイムでの計数実現も視野に入れています。また、データ活用プラットフォーム『uwotech connect』や生産管理サービス『uwotech pro』との連携も強化し、計数データを他の管理業務に活用する仕組みを構築していきます。
会社の背景と目指す未来
アクアクラフトは「おいしい魚が食卓に並ぶ『当たり前』の日々を次の世代につなぐ」というビジョンのもと、魚類養殖のDXを推進しているソフトウェア開発会社です。データとテクノロジーを駆使して、養殖業者を支えるサービスの提供を目指しています。
東京都東大和市に本社を構え、代表取締役の加地誠氏が企業をけん引します。公式ウェブサイトには詳しい情報が掲載されており、導入希望者はそちらを訪れてさらなる情報を確認することができます。
以上のように、アクアクラフトの『uwotech 尾数計数』は、養殖業の効率化とコスト削減に寄与する画期的なサービスです。スマートフォンとAIの力を借りて、養殖業の未来を切り拓くこの新サービスに期待が高まります。