協和エクシオが「準なでしこ」に選定され女性活躍を推進

株式会社協和エクシオは、女性の活躍推進に優れた企業として令和2年度「準なでしこ」に選定されました。この選定は、経済産業省と東京証券取引所が共同で推進している制度であり、女性活躍推進に特化した上場企業の中で、その取り組みが評価された結果です。

当社は、男性・女性を問わず誰もが活躍できる職場づくりを目指しており、そのためには経営トップのコミットメントが不可欠です。具体的には、上層部からの意識改革の一環として、研修を実施し、柔軟な働き方の実現に向けたDX（デジタルトランスフォーメーション）による生産性向上に注力しています。

コロナ禍においても、当社は迅速な対応を見せました。Teamsを活用した打ち合わせや、印鑑の廃止を進めたペーパーレス化により、テレワーク体制への移行がスムーズに行えました。これにより、従業員が安心して働ける環境を整えることができたのです。

女性の職域拡大に対しては、役員や支店長、グループ会社監査役など要職への女性登用を積極的に進めています。また、職種や支店ごとに「女性活躍推進役」を設置し、女性社員がその能力を最大限に発揮できるよう支援体制を強化しています。これにより、育児に関する支援制度も充実。法定を上回る早期復職支援手当の支給や、企業主導型保育所の設置など、女性社員が働きやすい環境を整備しています。

さらに、当社は2015年と2016年に、厚生労働省から「くるみんマーク」と「えるぼし」の認定も受けています。これらは、当社が育児支援や女性活躍推進において優れた取り組みを行っていることを示すものであり、今後もこれらの活動を続けていく所存です。

また、協和エクシオは、女性活躍にとどまらず、ジェンダー、信条、国籍、障がいの有無、性的指向等、多様な価値観を尊重する企業文化を育んでいます。ダイバーシティ＆インクルージョンの取り組みは、持続的な成長を実現するための重要な要素と位置づけており、特にESG（環境・社会・ガバナンス）の観点からも強化を図っています。

「なでしこ銘柄」と「準なでしこ」に選定された企業が、その後も持続可能な成長を続けるためには、社会的責任を果たしながら多様な人材の活用を進める必要があります。協和エクシオは、その一環としてダイバーシティ推進を経営戦略の一つと捉え、社内での意識改革や柔軟な働き方を積極的に実践しています。

今後も、協和エクシオは女性活躍推進に向けた施策を強化し、さらなる企業価値向上を目指して邁進していく所存です。将来的には、より多くの女性が管理職として活躍し、企業全体の生産性向上とイノベーションを実現することを期待しています。