京都ファミリーで展開する食品ロスゼロプロジェクト
京都市右京区にある「京都ファミリー」が、ミツカン、京都市、大和学園との協力のもと、「食品ロスゼロプロジェクト」を開始します。これは、食品ロスの問題に取り組むキャンペーン「もったい鍋(R)」を中心に据えたものです。
食品ロスの現状とその対策
最近の環境意識の高まりを受け、食品廃棄物の削減が急務となっています。京都市では年間約50,000トンもの食品ロスが発生しており、これを受けて、ミツカンと京都市は2020年に「食品ロス削減に資する取組の連携に関する協定」を結びました。協定のもと、「無駄なく野菜をおいしく食べる」という理念のもと、様々な活動を行っています。
これらの取り組みは、2023年には「食品ロス削減推進表彰」の「環境事務次官賞」を受賞し、その成果が高く評価されています。
「もったい鍋(R)」の理念
「もったい鍋(R)」は、食品ロスの原因となる野菜を鍋料理に取り入れることで、無駄なく使い切ることを推奨する普及活動です。この取り組みは、食品ロスの削減に寄与しながら、家庭料理を楽しむための新しい提案として多くの家庭に広まっています。
キャンペーンの詳細
今回のキャンペーン「もったい鍋(R)で旬をおいしく食べつくそう」は、2024年11月1日から30日まで、京都ファミリー内で開催されます。参加者は、同施設のテナントで1,000円以上のレシートを持参し、キャンペーンサイトまたは応募BOXに応募することで、豪華な賞品に応募できるチャンスがあります。
特に、京マルシェでの購入レシートでの応募は、当選確率が倍増する特典付きです。
受賞特典
キャンペーンでは、総勢100名に対して以下の特典が用意されています:
- - もったい鍋(R)賞:京マルシェ専用商品券2,500円分+ミツカン鍋セット(25名)
- - ダブルチャンス賞:外れた方の中からさらに京ファミアプリ1,000ポイント(75名)
大和学園とのコラボレシピ
さらに、学校法人大和学園京都調理師専門学校と連携し、オリジナルの「もったい鍋(R)」レシピを考案しました。家庭でも簡単に作れるこれらのレシピは、旬の食材を使い切ることを目的とし、食材の大切さを学べる内容です。
例えば、簡単で美味しい「ごまだれ坦々鍋」や「柑橘香る雪見鍋」のレシピが紹介され、京マルシェでの食材購入を促しています。レシピ一覧は京都ファミリーの公式サイトで確認できます。
京都ファミリーとその役割
「京都ファミリー」は2024年に42周年を迎える地域密着型商業施設で、現在50以上のテナントが揃い、地域の若者から子育て層、長年住む世代まで幅広くサポートしています。名門大学や調理専門学校が近接しており、多くの地域住民が訪れるスポットでもあります。
環境問題に対する取り組みを促進している京都ファミリーが、地域の特性を生かした努力と、参加者全員の協力の下、持続可能な未来へ向けた一歩を踏み出しています。