大阪府の医療・介護業界に迫る求人情報の実態を解明!
医療・介護・福祉業界に特化した採用ブランディングを行う株式会社視える化が、大阪府内の条件付選定された訪問看護ステーション及びデイサービスに関する先行調査を実施しました。この調査は、大阪府内の5,661事業所から1,000事業所を対象にしており、公式ホームページや求人媒体、SNSなどの情報を用いて、実際に求職者がどのような情報を必要としているかを探ります。
調査の背景と目的
近年、医療・介護業界の人材不足は大きな問題となっています。それに伴い、各事業所が採用広報に力を入れることが求められていますが、求職者が必要とする情報がどのように伝えられているかが鍵となります。どれだけ求人情報があっても、求職者が実際に「ここで働く自分」のイメージが湧かなければ意味がありません。今回の調査は、その情報のギャップに焦点を当てています。
具体的な調査内容と結果
調査結果によると、訪問看護事業所は2,564、デイサービスは3,097の事業所が存在する中で、正式なウェブサイトを持っている事業所は478です。その中で確認できた公開情報は、理念や採用ページ、給与など基本情報がほとんどでしたが、実際のスタッフの声や職場の雰囲気を伝えるコンテンツはほとんど見受けられませんでした。
特に、スタッフインタビューや1日の流れ、キャリアパスに関する情報は非常に乏しく、求職者が実際の職場環境を理解するための材料が不足していることが浮き彫りになりました。実際に、スタッフインタビューはわずか8.2%、職場の雰囲気や1日の仕事の流れに関する情報はそれ以下です。
求職者の本音
実際に3,000件を超える転職相談を通じて、求職者から寄せられる声には、給与や休日という条件を超えた深い願望が見えてきます。「どんな人が働いているのか」「管理者はどんな人か」「未経験でも安心して働けるのか」といった情報が、転職決定の重要な要素となっているのです。このような情報が不足している事業所は、実際に魅力的な環境を持ちながらも求職者にその魅力を伝えられていないという現状があるのです。
採用広報の新しい視点
株式会社視える化では、ただ条件を伝えるのではなく「どのような職場であるかを伝える採用」が必要であると考えています。働く場所の文化や価値観を求職者に映し出す広報活動が、今後の医療・介護業界の人材不足解消につながるでしょう。特に、SNSや動画、リアルなスタッフの声を発信し、求職者が自分をイメージしやすい環境を整えることが求められています。
今後の展望
株式会社視える化は、この調査を基に、さらなるデータ収集と分析を進め、それをもとに独自の「採用広報 視える化スコア」という指標を開発することを計画しています。これにより、求職者がその職場で働く自分をどれだけイメージできているかという観点で、医療・介護・福祉業界の採用広報を可視化していくことを目指します。
「人」と「文化」を視覚化し、魅力的な事業所がより多くの求職者に伝わるような新たな試みが望まれる中、株式会社視える化がこの領域での先駆者としての役割を果たしていくことが期待されます。