AniPASSとマイクロチップ
2022-06-21 10:00:15
愛犬・愛猫を守る新制度!マイクロチップ義務化で AniPASSが初年度無料提供
2022年6月1日から、犬と猫に対してマイクロチップの装着と登録が法的に義務化されました。この改正動物愛護法により、飼い主の責任が明確にされ、特に災害時の動物サポートが強化されることとなりました。主にブリーダーやペットショップなどの販売業者がこの新たな義務の対象となり、今後販売される犬や猫は必ずマイクロチップを装着する必要があります。現在飼っているペットについては、現時点では飼い主に対し「努力義務」が課せられています。
マイクロチップは、15桁からなる個体識別番号(いわゆる「マイナンバー」)を持っており、この番号を基にしたデータベースが設けられています。このデータベースは環境大臣が指定した登録機関で管理され、自治体や警察が迷子や災害時の動物を特定するために利用します。しかし、飼い主自身がその情報を使ってより便利で安心な生活を送れるような新しいインフラが 同時に求められています。それを実現するのが、「AniPASS」と呼ばれるサービスです。
AniPASSは、マイクロチップ装着後にその証明を基に使用可能なサービスです。利用者は、犬や猫に関する情報に加えて、予防接種の記録やライフログと呼ばれる重要な出来事をスマートフォン上で管理できるのです。これにより、飼い主は狂犬病予防接種やワクチン接種の証明書を簡単に提示することができ、動物に関わる様々な情報を一元的に管理できます。
具体的には、AniPASSでは以下の機能が提供されています。1. 動物とその所有者の登録・変更、2. ライフログの登録や管理、3. QRコードによる情報提示が可能です。飼い主は、獣医師からの診断や予防接種の記録をアプリ内に保存し、必要に応じて簡単にその内容を確認してもらうことができます。
さらに、AniPASSの魅力の一つは、保護動物の検索機能です。マイクロチップ番号を入力することで、その動物が登録されているかどうかがすぐにわかりますが、所有者情報の公開は一切ありません。これによって、いつでも簡単に飼い主を探し出し、連絡を取ることができるのです。
AniPASSは、特に飼い主やブリーダー、そして動物病院にとって大変重要なツールです。定期的な検査や予防接種に関する情報をしっかりと管理し、必要な時にスムーズに情報を提供できます。また、自治体ではマイクロチップの装着促進や飼い犬の動向に関するデジタル管理が行えるようになります。これらの機能によって、ペットと飼い主の信頼関係がさらに深まることでしょう。
さらに、AniPASSでは初年度の年会費及び動物サポート料金が無料で提供されます。これにより多くの飼い主がこの制度を活用できるようになるでしょう。個人サポーターは通常300円のところ、初年度は無料、家族サポーターに至っては通常500円が無料となり、5名まで情報を共有できる特典もあります。動物サポート料金も同様に、初年度は無料になります。この機会に、ぜひAniPASSに登録し、愛するペットの管理を始めてみてはいかがでしょうか。
AniPASSの設立も最近のことで、福岡県福岡市に本社を置く一般社団法人Animal Passportが運営しています。代表理事である荒巻慶一氏のもと、動物の安全と飼い主の利便性を追求する企業として注目されています。公式サイトには、登録方法やシステムについて詳しく案内されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。AniPASSが提供するシステムによって、ペットと飼い主がより良い関係を築ける未来が期待されます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人Animal Passport
- 住所
- 福岡県福岡市中央区天神1-9-17福岡天神フコク生命ビル15F
- 電話番号
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