新アート展開
2025-06-11 18:33:22

グッチと横尾忠則の新プロジェクトが瀬戸内と大阪で公開

グッチと横尾忠則の新たなアートインスタレーション



グッチは、著名なアーティスト横尾忠則とのコラボレーションを広げ、東京から瀬戸内、大阪にて新たなインスタレーションを展開しました。東京銀座のグッチ銀座ギャラリーでの展示「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」が成功を収めた後の次なるステップです。このプロジェクトでは、横尾氏が持つ「未完」のテーマを掘り下げています。

4月から開催されている本展は、美術評論家南雄介氏によるキュレーションが行われています。展示作品は約30点あり、その中には新たに制作された自画像や家族をテーマにした作品が含まれています。これらは本展の核となる作品群であり、鑑賞者に強い印象を与えます。また、1970年の大阪万博で横尾氏がシンボリックに提示した真っ赤な足場のインスタレーションも再現されており、その迫力ある世界観が再び大きな反響を呼んでいます。

「未完」の精神は、「瀬戸内国際芸術祭2025」の開催地の一つである豊島にも受け継がれています。5月22日には、横尾氏との新しいアートウォールが公開され、これがまた新たな注目を集めています。この「瀬戸内国際芸術祭」は、3年ごとに行われる国際的な現代アートの祭典であり、瀬戸内海の島々を舞台にした多彩な作品が発表されます。さらに、グッチは今年、ファッションブランドとして初めてこの祭典の公式パートナーとなったことも、大きな話題です。

一方、横尾氏は2013年に、豊島に「豊島横尾館」を開館しました。こちらは民家をリノベーションして作られたもので、横尾氏が全体のコンセプトを手がけています。作品と建築、空間が一体化した体験型の展示空間は、豊島の象徴的なスポットとして多くの訪問者を魅了しています。

新たに設置されたアートウォールでは、グッチ銀座ギャラリーでの個展と連動した「未完」をテーマにしたインスタレーションが展示されています。これは、日々変わり続ける豊島の風景と調和し、新しい表現の可能性に挑む横尾氏とグッチの共通のスピリッツが表現されています。

また、グッチは「瀬戸内国際芸術祭2025」において、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の協力を得て、写真家ホンマタカシ氏とのコラボレーションも行っています。この作品展「SONGS - ものが語る難民の声」では、世界中に存在する難民の物語がホンマ氏のレンズを通じて可視化されています。グッチは、このようなアートによる社会貢献にも熱心に取り組んでいます。

新作インスタレーション「未完の足場」は、香川県小豆郡土庄町の豊島家浦で展示されており、家浦港から徒歩約3分というアクセスの良い場所にあります。これにより、訪れる人々はアートを通じて新たな体験が得られるでしょう。

今後の「瀬戸内国際芸術祭2025」では、春、夏、秋の三つの会期が設けられており、現代アートの新しい形が楽しめることでしょう。そして、グッチ銀座ギャラリーでの個展も6月頃まで続く予定で、多くの人々に訪問を促しています。これらの新しい試みが、ファッションとアートの新たな対話の場を生み出すことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社ケリングジャパン
住所
港区北青山3-6-7 パラシオタワー
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