幻想的な発光生物
2025-05-15 11:27:16

サンシャイン水族館での特別展「真夜中のいきもの展」開催中!

サンシャイン水族館「真夜中のいきもの展」の魅力



東京都池袋に位置するサンシャイン水族館では、特別展「真夜中のいきもの展」が開催されています。この展示は、夜行性の生き物や暗闇での活動に焦点を当てたもので、特に注目されるのが“発光”するヤコウタケとホタルの仲間です。電子黒板のような神秘的な生態を持つこれらの生物は、夜間にその美しい光を放ち、訪れた人々に幻想的な体験を提供しています。

ヤコウタケの神秘



ヤコウタケは、直径1〜3cmほどの小さなキノコで、主に熱帯雨林に自生しています。このキノコが光り輝くのはわずか2〜3日間だけで、その期間中に他の個体と交代しながら展示されます。今回は順調に育ったヤコウタケを見ることができる見込みで、5月末頃まで、訪れる人々はその神秘的な光を楽しむことができるでしょう。なぜヤコウタケが発光するのかについては、虫が光に引き寄せられ、胞子を運ぶための戦略ではないかとも言われていますが、いまだ具体的な理由は解明されておらず、多くの謎に包まれています。

ホタルの仲間の光



一方、ホタルの仲間はその特性を利用して繁殖を行います。成虫の寿命はおよそ一週間と短く、オスは腹部の発光器を点滅させながら舞い、メスは控えめに点滅して出会いを促進します。生体展示では個体を入れ替えながら、6月中旬頃までその美しい発光を観察できる見込みです。ホタルの光は、特に夏の夜にロマンチックな雰囲気を醸し出し、子どもから大人まで多くの人々を魅了しています。

特別展の詳細



この特別展は、現在開催中で、11月24日まで行われています。ただし、展示内容によっては一時休止する場合や生き物が発光しない場合もあるため、訪れる前に公式ウェブサイトで最新情報を確認することをお勧めします。

入場者には「オリジナル蓄光ステッカー」を付けた特別なチケットが用意されており、通常の600円の入場料金から、800円で購入可能です。さらに、水族館本館などを利用する人には割引もあり、家族連れにとっても訪れる価値が高い展示となっています。

夜行性と生物の特徴



夜行性の生き物は、昼間は隠れて休息し、夜間に活動を行います。彼らは目が大きく発達し、聴覚に優れた特徴を持つことが多いです。また、洞窟に住む生物たちは、通常の視力を捨て、触角や体毛によって情報を得るなどの適応をしています。

展示の中には、アカアシモリフクロウやエジプトルーセットオオコウモリ、スライゴオオサンショウウオなど、さまざまな夜行性生物が取り上げられており、訪れることで不思議な夜の生態系を学ぶことができます。

この秋、サンシャイン水族館で行われる「真夜中のいきもの展」は、幻想的な自然の姿を体感する絶好の機会です。ぜひ、貴重な発光生物たちの展示を見に訪れてみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
株式会社サンシャインシティ
住所
東京都豊島区東池袋三丁目1番1号サンシャインシティ ワールドインポートマートビル9F
電話番号

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