パナソニックが進化させた温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」新モデル発表

パナソニック、温水洗浄便座「ビューティ・トワレ MTシリーズ」を発表

パナソニックハウジングソリューションズが2024年8月1日に新たな温水洗浄便座「ビューティ・トワレ MTシリーズ」を発売します。この新モデルは、買い替え需要が高まる中でのトイレリフォームの選択肢を広げることを目的に開発されました。

年間2,000万台の買い替えニーズ

2012年から2019年に販売された温水洗浄便座の台数は約2,000万台。これらの製品は平均的に7～10年の耐用年数を持つため、買い替え状況は今後も続くと見込まれています。パナソニックは、これに応じて貯湯式の操作が簡単なリモコンタイプのモデルを新たに追加し、特に省エネルギー性や清潔性、デザイン性にこだわりを持たせました。お手頃な価格設定で、消費者のニーズを満たすことが期待されています。

製品特長

新しい「ビューティ・トワレ MTシリーズ」にはいくつかの特長があります。

1. スリムなデザイン: 本体高さ約11cmの薄型設計を採用し、洗練されたトイレ空間を演出します。
2. スマート暖房便座: パナソニックの生活スケジュールを学習し、最大で31%の電気代を削減可能です。
3. 清潔なノズル: ステンレス製ノズルによるノズル除菌機能や、銀イオンを練り込んだ便座により、清潔さを極めています。

会社の歴史と今後の展望

パナソニックは1979年に温水洗浄便座市場に参入し、2024年には累計出荷台数が2,000万台を超える見込みです。これまでの約45年間にわたり、技術革新を重ね、快適さ、省エネ性、清潔感を追求してきました。さらに、2024年4月からは全自動おそうじトイレ「アラウーノ」と「ビューティ・トワレ」事業を統合し、より一体感のあるサービスを提供していきます。