子どもたちの創作力を育む場「全国学芸サイエンスコンクール」
教育出版の株式会社旺文社が主催する「第69回全国学芸サイエンスコンクール」が、6月2日から作品募集を開始しました。このコンクールは、青少年の学術や科学、文芸の振興を目的に、1957年から続いている伝統あるイベントです。毎年、多くの小中高生が自由な発想をもとに創作活動を行い、成果を発表する機会となっています。
幅広い部門での応募を受付中
作品募集には、理科自由研究や社会科自由研究、絵画、書道、小説、詩、作文など、全13部門が用意されています。子どもたちは、自分が興味を持つ部門や得意な分野に挑戦して応募することができます。最優秀作品には、内閣総理大臣賞や文部科学大臣賞、環境大臣賞などが贈られ、参加者全員に参加賞が用意されています。
子どもたちの未来を見据えた取り組み
第69回を迎える今年も、「考える力」「生きる力」を育むことを目的に、子どもたちに多様な学びの機会を提供していく予定です。大人が考えるだけでなく、子どもたち自身が自ら考え、表現する力を身につけることが重要です。
特別企画「スタートアップ部門」
昨年度に新たに導入されたスタートアップ部門では、自分のアイデアをビジネスとして形にする力を育むことを目的としています。地域活性化や社会問題解決に向けたアイデアを募集し、昨年度は765点という多くの応募をいただきました。特に小学生から高校生までが共通のテーマで挑戦できるこの部門は、多くの創造的なアイデアが集まる期待のかかる場となっています。
応募情報と賞の詳細
応募の締切は2025年9月22日で、全国の小学生、中学生、高校生を対象にしています。各部門に応じた賞が用意されているほか、特に内閣総理大臣賞を受賞すると旺文社教育奨学金も授与されます。
学ぶ力が未来を創る
「学ぶ人は、変えてゆく人だ」という考えを持ち、旺文社は常に学びの場を提供し続けています。今回のコンクールも、人生の問いや社会の課題を自ら見つけ、挑戦する子どもたちを応援する一歩となります。
子どもたちが未来を切り拓いていくための重要な機会を、皆様もぜひお見逃しなく。この挑戦が、彼らの学びの旅の一環になれば幸いです。