ソーラーカーレース初出場
2025-07-15 10:43:33

大阪工業大学が世界最高峰のソーラーカーレースに挑む初出場

大阪工業大学が挑む、世界最高峰のソーラーカーレース



大阪工業大学(学長:井上晋)に所属する学生プロジェクト「ソーラーカープロジェクト」が、8月にオーストラリアで開催される世界最高峰のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ(BWSC)」のチャレンジャークラスに初めて出場することが決定しました。これは学生による挑戦として、大きな一歩となります。

ソーラーカーの設計と開発



プロジェクトチームは、設計から製作までを一貫して手がけた車体を自信を持って発表しています。今回の出場車両は、空力性能に優れたスリムなボディと長いホイールベースを特徴とし、長距離走行を実現することを目指しています。学生の手によって生み出された技術は、自らの限界を超える挑戦となるでしょう。

ソーラーカーの名称は「scewera(シウィラ)」で、これは「新時代のソーラーカー」という意味が込められています。この車両は、全長5,797mm、全幅1,450mm、全高1,040mm、重量155kgという設計で、空力性能の向上と車両の軽量化に力を入れています。太陽電池の出力は1459ワット、最高時速は120キロに到達する予定です。

レースの概要と参加チーム



BWSCは1987年に始まり、2年ごとに開催されます。レースコースは、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまで約3000キロの砂漠地帯を約5日間かけて横断するという壮大なものです。今年は、世界18カ国と地域から37のチームが参加する予定で、本学は「チャレンジャークラス」という競技クラスに名を連ねています。レースは8月24日にスタートします。

チームの結成と活動



ソーラーカープロジェクトは2006年に設立され、現在は大宮キャンパスの「モノラボANNEX」を拠点に、学部生と大学院生の64人が様々な班に分かれて活動しています。機械班、電装班、車体班、設計班、事務班、マネジメント班など、多様な分野で協力しながら、コンピュータシミュレーションを用いたボディ構造の最適化や性能試験を行い、理論に基づいたものづくりを進めています。今回の大会には、15人のチームメンバーが出場予定です。

出場に向けた意気込み



チームは、7月末にオーストラリアに到着する予定で、先発メンバーが7月25日に日本を出発し、レースルートのチェックや車両検査に臨む計画です。また、7月23日には学内で壮行会を開催し、出場学生からの決意表明や大会についての説明が行われます。この壮行会は、以下のように予定されています。

  • - 開催日時:2025年7月23日(水)16:00~16:30
  • - 場所:大阪工業大学 大宮キャンパス 1号館1階 エントランスホール
  • - 内容:出場学生による決意表明や大会の概要説明など
  • - 特設サイトこちらからご覧いただけます。

まとめ



大阪工業大学のソーラーカープロジェクトは、学生たちの情熱と技術力を結集し、世界に挑戦する準備を整えています。初の出場となるこのレースは、彼らにとって大きな意味を持ち、自分たちの技術力を試すまたとない機会です。出場に向けての期待と応援が高まっています。


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学校法人常翔学園
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