燈と大成建設が提携
2021-12-14 10:00:17

東大発 AIスタートアップ燈が大成建設と提携し新たなDXプロジェクトを開始

近年、デジタル化の波はさまざまな業界に影響を与えています。その中でも、特に注目を集めているのが東大発のAIスタートアップ、燈株式会社と大成建設の連携です。本記事では、この新たな取り組みの背景や目的、期待される成果について詳しく掘り下げていきます。

燈株式会社は、産業が抱えるさまざまな課題を解決するために、AI技術を駆使したDXソリューションの提供に力を入れています。「日本を照らす燈となる」というビジョンを掲げ、未来の実装に取り組んでいる同社。この度、大成建設との連携により、さらに大きな飛躍を遂げようとしています。

大成建設は1873年に設立されるなど、130年以上の歴史を誇る企業であり、建築や土木の設計・施工をはじめ、幅広い分野で事業を展開しています。特に、最近ではBIM(Building Information Modeling)を基盤とした新たなビジネスモデルの構築により、建設業界のデジタル化が進められています。今回の提携では、燈の先進的なAI技術と大成建設の持つ確かな知見が組み合わさることで、新しい価値を生み出すことが目的とされています。

大成建設のAI・IoTビジネス推進部長である上田氏は、「進化し続けるThe CDEキューブカンパニー」を目指す中で、燈との連携が新たな価値創造を可能にすると語っています。最新のデジタル技術を活用し、建設業界における新たなサービスの創出に向けて、両社が協力して取り組む意向を示しました。

燈のCEO、野呂氏もこのプロジェクトに対して大きな期待を寄せています。建設業界では、高齢化する職人や書類業務の多さといった課題が存在しますが、燈はこの協業を通して、現場に対してインパクトがあるプロジェクトを徹底的に吟味し、解決に向けて取り組むことを明言しています。技術の力で職人や企業、そして顧客に感動を与えられるよう努力する姿勢が見受けられます。

新たなプロジェクトとしては、現場の効率化や業務のリデザインを目指すものが多くあり、AIを駆使してリアルタイム分析や予測を行うシステムの導入が予定されています。これにより、業務の円滑化や生産性の向上が期待され、建設業界全体の進化に繋がることでしょう。

私たちの社会が進化する中で、Society 5.0という新たな概念も見え隠れしています。この5.0社会では、サイバー空間とフィジカル空間が高度に融合したシステムが求められます。このような変化の中で、建設業界もまた新たなビジネスモデルの変革期を迎えているのです。燈と大成建設の提携は、そんな時代の流れにのった重要な一歩と言えるでしょう。

今後の動向に注目が集まる中、燈株式会社と大成建設がどのような新たな価値を創造していくのか、その行く先には期待が高まります。デジタル技術がもたらす未来、そしてそこに立ち向かう両社の挑戦を見守りましょう。

会社情報

会社名
燈株式会社
住所
東京都文京区小石川1-28-1小石川桜ビル4階
電話番号

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