フェンリルデザイン、誕生の背景
フェンリルは株式会社として知られる企業ですが、その新たな挑戦として「フェンリルデザイン」を立ち上げました。この新しいデザインスタジオは、他の常識に縛られず、本質を見極めるアイディアを形にすることを目的にしています。これにより、利用者に驚きや感動を与えることを目指しています。代表的なプロダクトとして、国産ウェブブラウザのナンバーワンシェア「Sleipnir」を手掛けており、今後の新しいプロダクトやサービスのデザインにも力を入れています。
グランフロント大阪に新スタジオ開設
「フェンリルデザイン」の新スタジオは、大阪のグランフロントに位置しています。このスタジオは、チーフデザイナーである松野紘明が自ら手掛けたもので、内装は真っ白な仕様です。この白を基調にした空間は、デザインの本質そのものを表現しています。そのデザインは、「ホワイトキューブ」として知られる現代芸術の展示会場のスタイルを取り入れたものです。
スタジオの特徴と意義
スタジオ内には広々とした空間があり、中心には大きなテーブルが配置されています。このテーブルは、水面のように滑らかな仕上がりを持ち、そこにはスタッフ全員が同時に集まることができるスペースを提供しています。また、6メートルに及ぶ壁面本棚も設置され、デザインや美術に関連した書籍や資料が収められています。この本棚は、スタッフが収集したこだわりの資料やガジェットも置かれており、デザインのインスピレーション源として役立っています。
デザインのプロセス
フェンリルデザインの真髄は、チーフデザイナー松野が、デザインの細部にもこだわりを持ち込んでいるところにあります。彼は、Sleipnir Mobile等のiOSアプリや、Sleipnir for Macにおけるすべてのデザイン要素にも関与しています。スタジオ内では、デザインの研究やインスタレーション作品も手掛けており、各分野における独自の制作物を自然体で生み出しています。
社内環境の重要性
また、スタッフが利用するためのカウンターや収納スペースも壁面にカスタマイズされた設計が施されています。天井まで続く大きな扉は、真っ白な壁面になじみ、一体感を持たせています。ここでは、スタッフがコーヒーやお茶を作業の合間に楽しむことができる環境も整っています。
全体として、フェンリルデザインは「無邪気に良いデザインを作る」という哲学をもとに、人々に驚きと感動を提供するスタジオとして成長しています。
今後の発展が非常に楽しみです。ウェブサイトでの情報更新にもご注目ください:
fenrir.design