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神奈川県民ホール、最後のオルガンコンサート

1975年に開館し、横浜の音楽文化を支えてきた神奈川県民ホール。2025年3月の休館を前に、感謝の気持ちを込めた特別な音楽イベントが開催されます。3月29日（土）には「音の記憶、空間の記憶～神奈川県民ホール・オルガン委嘱作品コンサート～」が行われ、これまでのオルガンコンサートの集大成として、多彩な演奏者たちがその技を披露します。

特別な公演内容

このコンサートは、「ありがとう神奈川県民ホール」月間の一環として実施され、これまで委嘱された作品の初演も含まれます。高い芸術性を求める演奏家たちが集い、さまざまな作曲による作品が次々と演奏される予定です。出演するオルガニストには、内田光音さん、川越聡子さん、廣江理枝さん、三浦はつみさん、中田恵子さん、近藤岳さんが名を連ね、作曲家たちの作品が生き生きと演奏されます。特に、近藤岳さんによる新作委嘱作品もお披露目されるため、魅力的なプログラムに期待が高まります。

コンサートの見どころ

会場は神奈川県民ホールの小ホール。15:00に開演し、14:30からは開場の予定です。このコンサートでは、演奏と共にトークセッションが行われ、聴衆と演奏者の距離が一層近く感じられる体験が提供されます。また、過去に演奏された曲の中から厳選された作品が、随所にフィーチャーされており、神奈川県民ホールのオルガン文化の深さを感じることができることでしょう。

プログラムの詳細

演奏予定の曲は以下の通りです。

• - 権代敦彦「ヨコハマ・テスタメンツ Op.62」
• - 柿沼唯「フーガ『太陽』」
• - 小鍛冶邦隆「イントロジェクション/フィギュール」
• - 坂本日菜「九品来迎図Ⅳ」
• - 鈴木純明「パンジェ・リングァに基づくリチェルカーレ」
• - 近藤岳「新作」（初演）

チケット情報

チケットは全席指定となっており、一般は3,000円、学生（24歳以下）は1,500円で購入可能です。特に学生の方にとっては、非常にお得な機会ですので、早めの購入をお勧めします。チケットは、神奈県民ホールの公式サイトや、イープラスで入手可能です。

最後の思い出を作りに行こう！

神奈川県民ホールでのオルガンコンサートは、過去の音楽文化を振り返りながら未来につながる瞬間でもあります。数多くの人々に愛されてきたこのホールでの音楽体験をぜひ、共有しましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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