資生堂アートハウスでは、2024年9月5日から11月23日までの期間、後期展覧会を開催します。本展は三部構成になっており、その中心には「ヴィンテージ香水瓶名品展 2024」があります。この展示では、ルネ・ラリック、バカラ、ジュリアン・ヴィアールといった著名なクリエイターたちによる香水瓶を紹介し、彼らが生み出した美しい作品が集結しています。香水瓶は19世紀後半から1940年代にかけて、パリの香水商たちによってデザインされ、単なる容器以上の価値を持ち、化粧文化や香水の歴史を物語るアートとして重要視されています。資生堂は1986年からこのヴィンテージ香水瓶の収集を始め、今回の展覧会には300点以上の中から厳選された約100点が展示されます。
さらに、他の二つの展示も同時開催されます。「工藝を我らに セレクション2024 -秋から冬へ-」では、2015年から2023年の間に開催された過去の企画展からの作品を選び、新たな視点で再構築。こちらも注目の展示です。
また、彫刻に焦点を当てた「彫刻家も描く -彫刻家による絵画と立体造形-」では、舟越 桂や佐藤忠良、マリノ・マリーニといった著名な彫刻家の作品が紹介され、彼らが制作した絵画と立体造形を同時に楽しむことができます。アートに触れることで、感性を磨く良い機会になるでしょう。
この展覧会は入場無料で、日曜日から水曜日までは休館日ですので訪問計画を立てる際にご注意ください。開館時間は午前10時から午後4時半まで、入館は午後4時まで受け付けています。
最後に、静岡県掛川市の資生堂アートハウスの住所は、下俣751-1です。詳細は公式ウェブサイトで確認できるので、アートの魅力を体験しに足を運んでみてはいかがでしょうか。多彩なコレクションが皆様の「見る喜び」に繋がることを期待しています。