大阪・関西万博でのセッションでの坪井俊輔氏の登壇
2025年9月27日、サグリ株式会社のCEOである坪井俊輔氏が、大阪・関西万博で開催される「アジェンダ2025共創プログラム」に登壇することが発表されました。このプログラムは、未来の持続可能な社会の実現に向けた重要な議論の場となります。特に、評価の高いセッション「ビッグ・データと生物多様性」では、AIや最新の情報技術がどのようにして2050年に向けて発展し、環境問題などの複雑な課題に対処できるかを探ります。
セッションの概要
このセッションでは、国内外の専門家や次世代リーダーたちが集まり、生物多様性の保全やネイチャー・ポジティブの実現に向けた取り組みについて議論します。AIやビッグデータの可能性を引き出し、持続可能な未来に向けた具体的な手段を模索します。登壇予定の坪井CEOは、衛星データとAIを駆使して農業と環境問題にアプローチするサグリの取り組みを紹介します。
- - 登壇日時:2025年9月27日(土)10:30~12:30(開場10:00)
- - 開催場所:大阪・関西万博会場内「テーマウィークスタジオ」
- - 主催:公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会
- - 配信:バーチャル万博(オンライン配信予定・詳細後日公開)
- - 言語:日英同時通訳あり
詳しい情報は公式ページで確認できます。
坪井俊輔 CEOのプロフィール
坪井俊輔氏は、横浜国立大学理工学部の機械工学科を卒業後、2018年にサグリ株式会社を創業しました。彼のビジョンは、衛星データとAIを駆使して農業と環境の課題に取り組むことです。その活動が評価され、Forbesが選出する「世界を変える30歳未満30人」に日本版とアジア版の両方で選出されました。また、第6回宇宙開発利用大賞では内閣総理大臣賞を受賞しています。
サグリ株式会社の取り組み
サグリ株式会社は、「人類と地球の共存を実現する」というビジョンを掲げ、持続可能な農業と地球環境問題の解決に貢献するインパクトスタートアップです。企業は、AIを活用した衛星データ解析技術を中核に、農業分野でのイノベーションを進めています。
提供しているアプリには、耕作放棄地を検出する「アクタバ」、作物種の検出を行う「デタバ」、農地所有者と作り手をマッチングする「ニナタバ」、土壌分析機能を備えた「Sagri」など、多岐にわたります。
2023年には農林水産省及び経済産業省より補助金を受けており、ICCサミット KYOTO 2023でも優勝した実績があります。また、2024年にはシリーズAで約10億円の資金調達を予定しています。
まとめ
2025年の大阪・関西万博での坪井俊輔氏の登壇は、AIとビッグデータが未来の農業や環境問題にどのように影響を与えるのか、私たちに新たな視点を提供してくれるはずです。ぜひ、セッションに参加して今後の方向性を探ってみてください。