SWANとCMMのコラボ新曲「MUDA」の魅力
新進気鋭のラッパーSWANとトラックメイカーのCMM(Idiot Popの別名義)がコラボレーションした最新シングル「MUDA」が6月6日にリリースされます。この楽曲は、過去の経験や心の葛藤を情熱的に描いたメッセージ性の高い作品です。
「MUDA」は、CMMが手掛けたアートワークにもその独自のスタイルが表れています。今回でコラボは第5弾となり、前作「TOMODACHI」に続く形で新たに生まれたトラックは、郷愁を感じさせるメロディとキャッチーなビートを兼ね備えています。その結果、リスナーの心に深く響く一曲へと昇華しました。
楽曲のテーマが“人生のムダ”であることも特筆すべきポイントです。SWANが東京で感じた妬みや後悔といった感情をトラックにぶつけた力強いリリックは、聴くものにジンとした感覚を与えます。特にサンプリングされている70年代の和モノ・シティポップの要素が印象的で、リズミカルに展開されるフックが耳に残ります。このフックの部分では、力強いビートと共に繰り返されるパンチラインが印象的で、聴き手の心をわしづかみします。
SWANは1999年生まれ、兵庫県西宮市出身の現役ラッパーであり、トラックメイカーとしても活動しています。彼がヒップホップにのめり込むきっかけとなったのは、KREVAの楽曲「愛・自分博」との出会い。この影響を受けて2020年より音楽活動を本格化し、2021年には自身の手による1stアルバム「Prologue」をリリースしました。その後も数々のシングルを発表し、2023年には2ndアルバム「GarakutaSpace:01」を世に送り出しました。
一方で、CMMことIdiot Popは、 ダンスミュージックを基盤にしつつ独自のアプローチでエネルギーに満ちた攻撃的な楽曲を展開しています。CMMのクリエイティブな視点が新曲「MUDA」にどのように貢献しているのかも魅力のひとつです。
この新曲「MUDA」は、SWANの心の叫びとCMMのトラックが織りなす最高のコラボレーションと言えます。そして、同時公開されるミュージックビデオも、楽曲の世界観をより深く理解するための重要な要素です。
本楽曲は各種音楽配信サービスでプレイ可能で、リンクはこちらです:
MUDA配信リンク。
新たな音楽の逆襲として、SWANとCMMの動向から目が離せません!