絵本『しらんぷりひめ』の魅力
最近、子どもたちの心に寄り添う素敵な絵本が登場しました。その名も『しらんぷりひめ』。著者であるチェ・スッキさんの可愛らしいイラストと、訳者のオ・ヨンアさんの温かい言葉が融合したこの作品は、感情を表現することが苦手な子どもたちに、共感と勇気を与えてくれます。
物語の概要
物語は「むかしむかしあるところに」と始まります。小さなおひめさまが王様とお妃さまに大切に育てられているある日、おひめさまは恐ろしい音で目を覚まします。しかし、心の内では多くの疑問が渦巻いているにもかかわらず、彼女はその気持ちを「しらんぷり」して朝食を取ろうとします。その後、おひめさまと同じように感情を隠してしまう友達たちが次々と集まってきます。
おひめさまは、自分の気持ちを打ち明けることがどれほど難しいかを実感しながらも、周囲の友達と共に自分の感情を語り合う経験を通して、思いを外に出すことの大切さを学んでいきます。
深いメッセージ
この物語を通じて、読者は感情を抑え込んでしまうことがどれほど辛いか、そして、それを打ち明けることによって心が解放される可能性に気づかされます。また、子どもたちが抱える心の悩みを大人たちも知ることができる内容となっており、親や教育者にとっても貴重な視点を与えてくれます。大人同士の意見の対立が、子どもたちにどんな影響をもたらすかを考えるきっかけにもなります。
イラストと翻訳
チェ・スッキさんの描くイラストは、鮮やかで愛らしい表現が豊富で、ページをめくるたびに子どもたちの好奇心を引き立てます。オ・ヨンアさんの翻訳は、言葉に温かみを持たせ、ストーリーに何度も触れたくなる魅力を加えています。この絵本は、読み終わった後に一歩踏み出す勇気を与えてくれることでしょう。
書誌情報
『しらんぷりひめ』は株式会社岩崎書店から2025年5月21日に発売予定で、A4変型の32ページで構成されています。定価は1,760円(税込)です。全国の書店やオンラインストアで購入可能となりますので、ぜひお近くの書店を訪れてみてください。
まとめ
『しらんぷりひめ』は、ただの絵本ではなく、感情の大切さや友達との絆を教えてくれる貴重な作品です。この絵本を通じて、子どもたちが思いを自由に表現できる手助けができればと思います。また、親子で一緒に読んで、心の中を理解し合う時間を持つことも大切です。ぜひ手にとって、家族で楽しんでみてください。