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西本願寺の宗祖降誕会を楽しもう

2025年5月20日（火）と21日（水）、京都の西本願寺で華やかな宗祖降誕会が開催されます。この行事は浄土真宗を開いた親鸞聖人の誕生日を祝うもので、毎年多くの参拝者で賑わいます。

宗祖降誕会とは

宗祖降誕会は、1173年に京都の日野でお生まれになった親鸞聖人を称え、法要や楽しい行事を行う大切なイベントです。この期間中、西本願寺では茶席や祝賀能、雅楽献納会など多様なプログラムが用意されています。

日程とプログラム

茶席

• - 日時: 5月20日（火）12:30～16:00、5月21日（水）9:30～15:30
• - 場所: 国宝「飛雲閣」にて

飛雲閣は京都三名閣に数えられる国宝で、普段は非公開ですが、この特別な期間には一般の方々に抹茶接待を行います。藪内流の流儀に従った上品な抹茶と和菓子を楽しむことができ、全席椅子席となっています。

雅楽献納会

• - 日時: 5月21日（水）12:30～13:00頃
• - 場所: 国宝「御影堂」にて

約150人の雅楽団体が集まり、管弦楽や打楽器による雅楽演奏を行います。その迫力満点の音色は「浄土の音色」として評判で、入場は無料です。どなたでも気軽に参加できるので、是非お越しください。

祝賀能

• - 日時: 5月21日（水）12:30～15:20頃（12時開場）
• - 場所: 重要文化財「南能舞台」にて

西本願寺の歴史と深く結びつく能の公演も必見です。降誕会での祝賀能は明治20年代から始まった伝統で、観世流の京都観世会による演目が上演されます。この南能舞台は日本最大の屋外能舞台として、多くの観客を魅了しています。

参加申し込み方法

5月20日（月）9時から特設テントもしくは龍虎殿にて申し込み受付が始まります。但し5000円以上の懇志（お布施）を納めた方には「観能券・茶席券」をお渡しします。

詳細については、西本願寺の公式ホームページをご覧ください。

まとめ

この宗祖降誕会は、西本願寺の歴史を感じることができ、伝統文化にも触れられる貴重な機会です。雅楽の演奏や能、そして抹茶を楽しみながら、親鸞聖人の誕生を祝う特別な時間を過ごしてみませんか。静かな京都の街に流れる優雅なひと時を、是非体感しに来てください。

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