日本製鉄のスタートアップKAMAMESHIが「すごいベンチャー100」に選出されました！

日本製鉄のスタートアップKAMAMESHIが注目される理由

東京都大田区に本社を持つ株式会社KAMAMESHIが、株式会社東洋経済新報社が発表した「すごいベンチャー100」の2025年最新版に選出され、特集内の「厳選8社」のうちの一つとして注目を集めています。この選出は、今後の成長が期待される企業としてのKAMAMESHIのビジョンを広めるきっかけとなりました。

KAMAMESHIとは何か？

KAMAMESHIは、社内の保有部品を効率的に管理・取引できるプラットフォームを提供しており、特に中小製造業向けの部品管理に特化しています。「設備部品のメルカリ」とも表現されるこのサービスは、会社間での予備品売買取引を仲介し、業界全体のリソースを有効活用することを目指しています。これにより、各社の在庫を見える化しながら、必要な部品を迅速かつスムーズに融通し合える環境を整えています。

「すごいベンチャー100」とは

「すごいベンチャー100」は、2006年から毎年発表されている特集で、成長が期待されるスタートアップを紹介することを目的としています。過去には上場企業やユニコーン企業が選出されており、今年は約1,000社の中から100社が選ばれました。この選定プロセスには、国内外の有力ベンチャーキャピタルやコーポレートベンチャーキャピタルからの推薦や、編集部による詳細な取材が含まれています。

KAMAMESHIの誕生と背景

KAMAMESHIは、日本製鉄の社内起業制度を活用して、2023年10月に設立されたスタートアップです。社名は、「同じ釜の飯を食う仲間」と同じように製造業全体が助け合う関係を築くことを目指しています。日本の製造業が抱える課題に対して、個々の企業だけでは解決が難しいケースも多く、そのために横のつながりを作りたいという思いから生まれました。