ゼロカーボンシティへの道
2025-06-26 17:25:30

大垣市が目指すゼロカーボンシティ実現に向けた取り組み

大垣市のゼロカーボンシティ実現への新たなステップ



2025年6月26日、大垣市が事業構想大学院大学と田中鉄工株式会社とともに、ゼロカーボンシティの実現に向けた連携協定を締結しました。この協定は、地域循環型社会の実現を目指し、持続可能な発展のために新たな事業構想の策定を目的としています。大垣市の石田仁市長、田中鉄工の村田満和CEO、および事業構想大学院大学の小端進専務理事が出席したこの締結式は、市の未来に向けた大きな一歩として注目されています。

ゼロカーボンシティの概念と大垣市の取り組み



gゼロカーボンシティとは、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す都市のことです。このため、大垣市は数々のエコ施策を進めています。

1. スマートライフの推進:市民への太陽光発電設備の設置支援や、再生可能エネルギーを利用したクリーンエネルギー自動車の導入を通じ、環境に優しい生活の実現を目指しています。

2. 省エネの取り組み:大垣市特有の豊かな地下水を活用した地中熱ヒートポンプの公共施設への設置支援を行い、地域の資源を最大限に生かすことによる省エネを進めています。また、官民連携の下、公共施設に太陽光発電設備や蓄電池を導入し、環境価値の創出も図っています。

「ZERO Carbon City OGAKI 事業構想プロジェクト研究」とは?



新設された「ZERO Carbon City OGAKI 事業構想プロジェクト研究」では、大垣市の職員と民間企業の社員が協力し具体的な事業を通じてゼロカーボンシティの実現に向けた施策を考えます。参加者は事業構想大学院大学から提供される多彩な講義を受け、新規事業の計画を立案します。この過程では、教授陣からのフィードバックを受け取りながら、事業のブラッシュアップを図ります。

参加者募集の概要



この取り組みに参加を希望する方の募集も行っています。参加条件は大垣市をより良くしたいという熱意を持つことです。具体的な内容は以下の通りです:

  • - 実施期間:2025年9月から2026年3月まで全20回、各約4時間の研究会。
  • - 主な会場:大垣市役所、事業構想大学院大学名古屋校、オンライン。
  • - 募集人数:8名。
  • - 参加費用:無料(交通費、宿泊費等は自己負担)。

参加を希望する方は、事業構想大学院大学のウェブページから申し込むことが可能です。また、興味のある方には説明会も開催されており、参加を通じてゼロカーボンシティの実現に貢献できるチャンスがあります。

事業構想大学院大学について



g事業構想大学院大学は、東京・南青山に設立された社会人向けの大学院で、事業の構想から実現に至るまでの多様なカリキュラムを提供しています。既に829名の卒業生が生まれ、数多くの新事業が立ち上がっています。この大学院は、専門職学位「事業構想修士」を授与し、地域や国の成長を支える新たな教育の場として注目されています。

この取り組みは、地域の持続可能な成長を目指す大きなプロジェクトであり、その成功が他地域への波及を期待されています。大垣市がどのような未来を創ろうとしているのか、私たち一人一人も関心を持って見守りたいものです。


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会社情報

会社名
学校法人先端教育機構
住所
東京都港区南青山3-13-16
電話番号
03-3478-8411

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