日本の伝統工芸を体験する「はじめての一閑張り」
東京都豊島区の駒込地域文化創造館で、2026年4月から5月にかけて、"はじめての一閑張り~竹籠を和紙で彩る伝統工芸~"という内容の講座が開催され、参加者たちが日本の伝統工芸の魅力に親しみました。この文化カレッジは、全5回にわたって構成されており、受講者たちは竹籠への和紙の貼り方から柿渋の塗り方まで、細やかな指導を受けながら自分だけの作品を作り上げました。
一閑張りとは?
一閑張り(いっかんばり)は、日本の伝統的な工芸技法であり、竹や木で編んだ籠に和紙を何層にも重ねて貼り、最終的に柿渋などで仕上げる手法です。この工芸品は、使用するたびに艶が増し、深みのある琥珀色に変化します。自分の手で育てることができるこの魅力は、一閑張りの一つの特徴です。
コースの内容
講座は全5回にわたって行われ、各回で異なる技術を学びました。初回では和紙のちぎり方や基本的な貼り方を学び、次の回では柿渋やラッカーによる仕上げ技術に挑戦しました。特に印象的だったのは、受講生が自分の思い出の和紙や布を素材に取り入れ、それぞれの個性を生かした「かご」を二つ完成させたことです。受講者の表情には満足感が光り、参加者同士のコミュニケーションも盛り上がりました。
今後の展開
今回の講座を契機に、さらなる学びの意欲が高まりました。受講者たちからは「次は一閑張りのバッグを作ってみたい」という声が上がり、講師の坂巻氏が地域の生涯学習団体「なかよしパッチワーク」と連携し、新たに「一閑張りバッグ」のワークショップを開催することが決定しました。このような活動は、伝統工芸に対する興味を地域全体で育む素晴らしい機会となりました。
受講者の声
講座終了後のアンケート結果では、86%の参加者が内容に満足し、全員が再度地域文化創造館の講座に参加したいと回答しました。受講者たちは、「手を動かすことが楽しく、非常に良い経験となった」や、「伝統工芸に興味があったので、今回の講座が夢を実現する機会となった」といった喜びの声を続々と寄せました。このような反響は、地域の文化活動がどれほど人々に影響を与え、また参加を促進しているかを示しています。
まとめ
公益財団法人としま未来文化財団は、今後も区民が文化や生涯学習を身近に楽しむ機会を提供し、新たなコミュニティの形成と学びの輪が広がることを支援していく方針です。次回の講座やイベントの詳細については、公式ホームページで確認できるので、興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。
公式ホームページ
お問い合わせ
公益財団法人としま未来文化財団 地域文化課 駒込地域文化創造館
TEL:03-3940-2400(8:45~21:00 ※休館日を除く)