ダイヤ工業、従業員の健康を守る取り組みでスポーツ庁から2年連続認定を獲得

ダイヤ工業、健康増進に向けた取り組みが高評価

岡山県岡山市に本社を構える医療用品メーカー、ダイヤ工業株式会社は、スポーツ庁が特に評価する「スポーツエールカンパニー2025」に二年連続で認定された。この認定は、健康増進のために従業員にスポーツや運動を積極的に奨励する企業に授与されるものであり、ダイヤ工業の取り組みの成果を示すものだ。

スポーツエールカンパニーとは？

まず、「スポーツエールカンパニー」の概要を説明しよう。スポーツ庁は、国民のスポーツ実施率を向上させ、健康の維持・向上を図ることを目的に、企業のスポーツ活動を促進する取り組みを推奨している。認定された企業は、その取り組みを基に、健康管理やライフスタイルの戦略的に展開していることが評価される。

健康増進への取り組みの具体例

ダイヤ工業では、以下のような施策を実施している。

1. 運動器数値化システム「bonbone check」

同社は接骨院向けに開発した「bonbone check」システムを社内でも活用しており、従業員の運動器の状態を毎月測定している。グループごとに分かれ、握力や長座体前屈、立ち上がりなど、7項目を測定。運動器年齢を算出し、従業員の健康意識を高める取り組みが行われている。これにより、自分の健康状態を数値で把握することができ、健康維持や向上へのモチベーションが高まる。

2. トレーニングジムの利用支援

また、ダイヤ工業は2021年から、企業としてスポーツチームが運営するトレーニングジムを月に2回予約し、社員に利用を促している。利用時間は2時間で、社員は自由にトレーニング器具を使い運動が可能。さらに、プロアスリートやトレーナーから指導を受ける機会もあり、より専門的な指導を受けながら体力を増強することができる。