名古屋商科大学経営管理課程の発表会について
2023年7月23日、名古屋商科大学の経営管理課程(Global BBA)にて、「ケースライティングセミナー」発表会が行われました。このセミナーは学生が実際の企業を取材し、それを基にオリジナルのビジネスケースを作成するもので、特に3年生と4年生が共に発表を行う貴重な機会となっています。今回の発表では、注目の企業としてドローン配送のZiplineやディスカウントストアのドン・キホーテ(PPIH)に焦点を当てたケースが披露されました。
ケースライティングセミナーの内容とは
名古屋商科大学では、経営管理課程において特に注目すべき取り組みが行われています。3年生と4年生の学生が参加する「ケースライティングセミナー」では、実際に企業を取材し、その結果に基づいてビジネスケースを執筆します。このセミナーは、卒業論文の代わりとして位置づけられており、学生は2年間にわたり4つのセミナーを通じて執筆を進めます。発表会では、代表的な2名の学生がそれぞれの成果を発表しました。
学生によるプレゼンテーション
今回の発表において、4年生の代表者は、Ziplineを題材としたケースに加え、ドン・キホーテの海外展開に関するプレゼンテーションを行いました。Ziplineのケースは、特に医療物資の供給が難しい地域における社会貢献をテーマにしており、学生自身のボランティア活動の経験が基になっています。このケースでは、同社のアフリカ市場におけるビジネスモデルをアメリカ市場で展開できるかどうかについて議論が促進されました。
ドン・キホーテの事例
もう一つの発表では、学生が体験したハワイでのドン・キホーテの新規出店について分析しました。2024年に予定されているこの出店を機に、同社が直面するであろう人材確保や店舗運営の課題を掘り下げ、ブランドの独自性を保ちながら国際的に展開するための戦略的提言が盛り込まれました。
学び合いの重要性
それぞれの発表は、学生自身が興味を持ち、実際に観察した事柄から生まれたもので、国際経営や経営戦略の観点から深い論考が求められました。また、3年生は中間発表を行い、4年生からの貴重なフィードバックを受けることで、執筆を一層充実させる機会を得ました。発表後、学生同士や教員とのディスカッションが活発に行われ、学年を超えた学び合いの場としての機能も果たしました。
名古屋商科大学の実績
名古屋商科大学は1953年に設立され、以来、世界基準の経営教育を提供し続けています。特に、国際的な認証を3つ獲得した「トリプルクラウン」の取得など、その取り組みは高く評価されています。現在、5学部10学科2研究科を設置し、世界63カ国に189校の提携校を持つなど、国際的な活動を積極的に行い、ビジネススクールはQSランキングにおいて国内で連続1位を獲得しています。これらの情報は、今後の学生のキャリア形成にも大いに役立つことでしょう。
こうした取り組みが、学生にとっての成長の場となり、ビジネスパーソンとしての経営知識と実務力を養う大きな支えとなっています。