急成長中の旅工房、海外旅行取扱額が前年比130%超えを達成

旅工房の急成長とその魅力

オーダーメイドの旅を提供する株式会社旅工房が、海外旅行業界で目覚ましい成長を見せています。2013年度（2013年4月～2014年3月期）には、海外旅行取扱額が180億円を突破し、前年比で130%という高い成長率を達成しました。この成長を支えたのは、旅工房独自の「トラベル・コンシェルジュ」制度です。

トラベル・コンシェルジュの導入

旅工房は、企画や予約といった機能を組織ではなく、担当地域別に専門化しています。このアプローチにより、社員一人一人がその地域に特化した知識を持ち、迅速かつ的確な顧客対応が可能となっています。さらに、潜在的なニーズに基づいた旅行商品の提案も実現しています。このように、クライアントの要望に寄り添ったサービスが、多くのお客様に支持されている要因です。

こちらのサービスは、単に旅行を提供するだけでなく、一人一人に合わせた「オーダーメイドの旅」を実現しています。少人数制の個別対応により、利用者が本当に求める旅行体験を的確に反映させられている点が、大いに評価されています。

成長を支えた施策

旅工房は、2011年度より「トラベル・コンシェルジュ・カンパニー」としてブランドの再構築を行いました。この取り組みでは、地域専門かつ専任の旅行プランナーが顧客に寄り添い、その要望に合った旅を提案できる体制を整えました。これにより、サービスの質が大幅に向上し、競争力を増しました。

また、2012年度においては、全社員の渡航歴と共に顔写真をホームページで公開。これによって、トラベル・コンシェルジュのブランド力をさらに強化しました。顧客が直接、スタッフの経験や専門性を感じられることで、信頼が深まる取り組みです。

20周年を迎えた2013年度では、新たにキャラクター「タビベア」を導入し、地域の魅力を届ける「秘密の旅。」企画を実施しました。毎月、ニッチながら魅力的な地域への旅行をプレゼントし、旅行の楽しさを広めています。また、新たに発行した季刊のフリーペーパー「Destination.」では、旅行の新たな魅力を発信。さらに、池袋にあるサンシャイン60の46階へ本社を移転し、事業規模の拡大を図っています。

旅工房の今後

旅工房は、今後も一層のサービス拡充に努め、顧客が満足できる旅行体験の提供を目指します。オーダーメイドの旅は、そのきめ細やかなサービスが生きる分野です。需要が高まる中、旅工房はさらなる成長を遂げていくことでしょう。興味のある方は、ぜひ公式サイト（http://www.tabikobo.com/）を訪れてみてはいかがでしょうか。