新たな魅力を引き出す音楽プロジェクト『Newtro』が坂本真綾の名曲を再構築！

音楽プロジェクト『Newtro』が生み出す新たな名曲

音楽の歴史を振り返ると、名曲と呼ばれる多くの楽曲が数十年の時を経てなお多くの人々に愛され続けています。そんな名曲を新たな形で蘇らせるプロジェクト『Newtro』が注目を集めています。このプロジェクトは、過去の名曲を現代に再構築し、新たな価値を提供することを目的としています。

今回、リリースされたのは坂本真綾が歌う「プラチナ」で、ボカロPの伊根と歌い手わかばやしがフィーチャリングしています。この楽曲は1999年にリリースされたもので、アニメ「カードキャプターさくら」のオープニングテーマとしても知られています。このマスターピースを現代に甦らせたことで、懐かしい思い出を呼び起こすと同時に新たなファンを作り出す仕掛けとなっています。

名曲再構築の裏側

このプロジェクトで登場する「プラチナ」は、作曲家菅野よう子が手掛けた楽曲です。原曲は温かみのあるメロディが特徴で、多くの少女たちの心を掴んできました。今回のアレンジを手がけた伊根は、自身の音楽スタイルを生かしながら、和の要素を取り入れつつオリジナリティを加えました。

伊根は、「原曲の和製的な心地よさを失わないように心掛けた」とし、バンドサウンドにピアノを加えることでより一層豊かな音世界を作り出したと語ります。原曲の持つエッセンスを活かし、同時に新しい視点から聴くことができる面白さをリスナーに提供しています。

自分自身の音楽的成長を感じる

伊根は「大好きな曲をリメイクすることで、自分自身の音楽的な成長を実感できました」ともコメントしています。自身のスタイルで曲をリメイクすることにより、過去と現在をつなぐ新たな橋渡しができたと感じているようです。これにより、原曲を知っている世代はもちろん、新しい音楽を求める世代にもアプローチできる魅力的なプロジェクトです。

一方、歌い手のわかばやしも、この楽曲に参加することに対して感謝の意を表しました。彼女は「尊敬する伊根さんと一緒に素晴らしい曲を作ることができ、非常に嬉しい」としながら、独自の声で新たな解釈を加えることに挑戦しています。わかばやしは、楽曲の持つ少女漫画的な要素も忘れずに取り入れ、力強さと純粋さを兼ね備えた表現を目指しているとのことです。