ティファニーとアメリカファッションデザイナー協議会(CFDA)が、ジュエリーデザイナーを対象とした新たなアワードを设けることを発表しました。この「ティファニー×CFDA ジュエリー デザイナー アワード」は、デザイン界においてのインクルーシビティ(包括性)を推進し、ジュエリーデザインの新たなカテゴリーを確立することを目的としています。
今回のアワードでは、米国の優れたジュエリーデザイナーたちが対象となり、選ばれたデザイナーは、ティファニーの豊かな伝統と優れたクラフトマンシップを体験できるメンターシップや実践的な学習の場が提供されます。各参加者の中から一人の受賞者には、50,000ドルの賞金とともに、ティファニーのデザイン部門での1年間のフェローシップが授与される予定です。
ティファニーのコミュニケーションズ & インダストリアル プロダクト部門のエグゼクティブ ヴァイス プレジデントであるアレクサンドル・アルノーは、「初の試みとなるこのアワードは、ジュエリーおよびデザイン業界に持続可能な変化をもたらすティファニー アトリウムの理念に則ったものです。ティファニーは常にインクルーシビティとクリエイティブな卓越性を支援してきました」と語っています。
CFDAのCEOであるスティーブン・コルブ氏も、「ジュエリー専用のアワードは、アメリカのクリエイティブな卓越性を称賛するためのCFDAの使命を体現しています」と述べ、ティファニーとのコラボレーションへの期待を示しています。このアワードは、ティファニーの「ティファニー アトリウム」とCFDAの「CFDA インパクト」プログラムのパートナーシップに基づき、次世代のジュエリーデザイナーを育成することを目指しています。
参加者は、1837年に設立されたティファニーのクリエイティビティとクラフトマンシップの魂を体現しつつ、CFDAが掲げるアメリカのファッションを世界に広めるためのミッションを反映することになります。
2024年の選考委員会には、アレクサンドル・アルノーをはじめ、CFDAのボードメンバーやサザビーズのジュエリー担当副会長、有名な俳優やスタイリストなど豪華なメンバーが名を連ねています。彼らが選ぶ次世代のアメリカのジュエリーデザイナーにかかる期待は高まっています。
応募受け付けは、2024年7月29日から8月16日まで行われ、参加者は秋に通知を受ける予定です。受賞者は2025年初めに発表される見込みです。詳しい応募方法やプログラムについては、ティファニーとCFDAの公式サイトをチェックしてください。