春日井市のGIGA構想
2020-12-10 16:02:13

春日井市、GIGAスクール構想実現に向けてChromebook活用を加速するチエルの新システム導入

愛知県春日井市は、全ての小中学校に対して1人1台のパソコン端末を整備するGIGAスクール構想を進めています。この取り組みの中で、同市ではChromebookを活用し、教育の質を向上させるための利活用を促進するために、チエルの最新製品を採用しました。具体的には、約2万5千台のChromebook端末に対して、クラウド型授業支援システム「InterCLASS Cloud」とG Suite for Education 運用支援システムの「InterCLASS Console Support」が導入されます。

導入の背景


春日井市では、国のGIGAスクール構想に基づき、教育環境をデジタル化し、児童生徒が情報技術を適切に活用できるようにするための整備を行ってきました。しかし、その実現には予算の制約もあり、効率的な運用が求められました。その結果、Chromebookの効果的な活用を可能にするソフトウェアとしてチエル製品に注目が集まりました。

具体的な導入製品


1. InterCLASS Cloud: これは、G Suite for Educationと連携し、教材や課題の一斉配付、Chromebookの画面モニタリング、画面共有を可能にするクラウド型授業支援システムです。その機能を活用することで、教師は生徒の反応をリアルタイムで把握でき、授業の進行が円滑になります。

2. InterCLASS Console Support: G Suite for Educationの管理コンソールと連携し、学校内でのユーザーやグループの簡易管理を行えるシステムです。児童生徒がキーボード入力なしでQRコードを使ってログインできるため、低学年の生徒でも容易にシステムを利用することができます。

春日井市教育委員会は、これらのシステムを導入することによって、Chromebookを日常的に使用し、より良い学習環境を提供できると期待を寄せています。特に、効果的なICT活用の支援ツールとして、児童生徒の学びを促進する役割を果たすことでしょう。

Chromebook活用の最適パック


さらに、チエルは「チエル Chromebook 活用パック」を提供しています。このパックには、教育用の指導支援ツールが含まれており、G Suite for Educationに蓄積された学習履歴を活用して、より良い学習指導が可能です。情報の可視化を支援するための機能も豊富です。特に、教師が持つデータを効率的に処理し、教育現場で即座に利用できる点が大きな利点です。

チエル株式会社は、教育分野に特化したICT専業メーカーとして、フルデジタルCALLシステムやタブレット授業支援システムの開発を行っています。企業理念として「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業をICTで支える」を掲げ、教育の現場におけるデジタル技術の活用を推進しています。

このように春日井市が導入を進めるChromebookとチエルのシステムは、学校教育の新しい形を作り出すことになるでしょう。今後、これらの取り組みが他の地域にも広がっていくことを期待します。

会社情報

会社名
チエル株式会社
住所
東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー3F
電話番号
03-6712-9721

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