カワサキ新モデルの魅力とは?
株式会社カワサキモータースジャパンが、10月31日から一般公開される「Japan Mobility Show 2025」で、2026年モデルの「Z900RS SE」と「Z900RS CAFE」を世界初展示すると発表しました。このニュースはバイクファンの期待を大いに高めています。
Z900RS SEの進化
「Z900RS SE」は、現代の技術とクラシックデザインが調和したレトロスポーツモデルです。2018年のデビュー以来、日本国内の小型二輪市場での販売台数1位を誇る「Z900RS」は、その伝統を継承しつつ進化を遂げました。新型モデルでは、電子制御スロットルバルブを搭載し、低回転から高回転までのパフォーマンスが向上。IMUを基にしたカワサキコーナリングブレーキマネジメントファンクション(KCMF)や最新のカワサキクイックシフター、クルーズコントロール、スマートフォン接続機能などのライダーサポート機能も強化されています。このような技術革新により、より快適で楽しいライディング体験が得られます。
スタイリングにおいては、新設計のメガホン型サイレンサーとエキゾーストヘッダーが使用され、レトロな魅力をさらに引き立てています。「Z900RS SE」は、上級モデルとしてファイヤーボールカラーの魅力も際立っており、オーリンズ製リヤサスペンションやブレンボ製のブレーキシステムが採用され、性能面でも特別な仕様となっています。さらに、日本仕様では前後にドライブレコーダーが標準装備され、安全性も向上しています。
Z900RS CAFEの特徴
「Z900RS CAFE」は、往年のスーパーバイクレーサーを彷彿とさせるスタイリングが特徴です。フロントカウルとドロップタイプのハンドルバー、専用の段付きシートを組み合わせ、よりレーシーなライディングポジションを提供します。シンプルかつスポーティなデザインには、カワサキの歴史的名車「マッハ」シリーズからインスパイアを受けたグラフィックが施され、注目を集めています。
また、上質なヘアライン仕上げのサイレンサーやショートミラーなど、細部にこだわった装備が施されています。これにより、オーナーには独特なライディング体験と所有感を与えてくれます。
Japan Mobility Show 2025の開催概要
カワサキモータースは、他にも「Z1100 SE」や「TERYX5 H2 DELUXE」といった新モデルのジャパンプレミアも行う予定です。また、モーターサイクル用の水素エンジンのモックアップモデルなど、最新技術の展示も魅力的です。日本のバイクの未来を感じさせるこのイベントは、10月31日から始まる一般公開の期間中、東京ビッグサイトで行われます。
このように、カワサキは新モデルを通じて、ライダーにとっての快適性や楽しさを追求し続けています。新しい「Z900RS SE」と「Z900RS CAFE」に心躍る一方で、是非とも実際に見て体験したいものです。