企業のサイバー防御力を高めるオンラインセキュリティイベントを開催

Canon Security Days 2024 概要

キヤノンマーケティングジャパン株式会社が主催する「Canon Security Days 2024」が、2024年11月20日（水）から22日（金）にかけてオンラインで開催されます。本イベントのテーマは「迫りくるサイバー脅威から企業を守るには～セキュリティリスクをトータルに解決するアプローチとは～」。昨今、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃が増加しており、企業は常にその標的になり得ます。そのため、企業が直面するセキュリティ課題の解決に向けた有益な情報を提供する場となっています。

最近のサイバー攻撃の状況

このイベントでは、特に注目すべきなのは、ランサムウェア犯罪が続発している点です。最近の脅威情報では、企業が被害にあった場合、事業の停止や巨額の金銭的損失、さらには顧客や取引先からの信頼喪失といったリスクが指摘されています。また、サイバー攻撃は外部からのものだけでなく、従業員や外部委託先による情報漏えいや内部からの脅威も指摘されています。こうした状況下、企業はセキュリティ対策を講じることが急務です。

多面的なセキュリティ対策

本イベントでは、サイバーセキュリティに関する最新の脅威動向と、効果的な対策方法に関するコンテンツを提供します。特に、エンドポイントからクラウドに至るまでのセキュリティ対策や、人的脆弱性への対策としての映像セキュリティなど、さまざまなアプローチが紹介される予定です。このように、外部および内部の両方から企業資産を守るためのトータルな戦略が重要です。

特別講演の予定

イベントの中心となる講演には、神戸大学名誉教授の森井昌克氏と、つるぎ町立半田病院の須藤泰史氏による特別講演があります。彼らは、同病院が2021年に経験したランサムウェア攻撃を振り返り、その際の教訓や効果的な対策について語ります。具体的には、事件当時の具体的な実態と、どのようにして事業復旧に至ったのかを詳述します。これは、同様の問題に直面している企業にとって非常に有益な情報となるでしょう。