東京楽天地とアジラが協力、新たなデータ解析プラットフォームを導入
2023年10月、東京楽天地と株式会社アジラが共同で人流データ解析プラットフォーム「asilla BIZ」の本格導入を発表しました。この取り組みは、商業施設や複合ビルの運営における来館者の動向をより正確に把握し、施設の価値を高めることを目指しています。
導入の背景
ここ数年で、商業施設においてもデータの活用が急速に進んでおり、来館者のニーズを理解することが重要となっています。東京楽天地が運営する「楽天地ビル」では、これまで同社が蓄積した運営ノウハウと実績を基に、さらなる施設活性化を図るべくデータ分析が求められていました。新たなテクノロジーの投入により、客層の特定や施策の効果を数値で示すことが可能になり、アジラの「asilla BIZ」がその解決策として選ばれました。
「asilla BIZ」の導入効果
本プラットフォームは、既存の防犯カメラ映像を利用し、AI技術によって人流データを収集・解析します。これにより、以下のような具体的な活用方法が期待されています:
- - 人流データの可視化:館内に設置されたカメラから得られる通行人数や来館者の動きを日次・月次で分析し、運営に必要な数値を明確にしています。これにより、リアルタイムでの運営改善が促進されます。
- - 来館者属性の把握:AIを利用した分析によって、来館者の性別や年代を特定し、どのような客層が訪れているかを把握します。これにより、将来的なテナント戦略やサービスの改善に役立つデータを提供します。
- - 施策の効果測定:特定のイベントなどにおける人流の変化を記録し、どの施策が成功したのかをデータで確認します。これにより、今後のイベントやプロモーションの質を向上させるための重要なインフラとなるでしょう。
このプロジェクトの成果が評価され、今後は東京楽天地が所有する他の施設への展開も視野に入れています。これにより、人流の見える化が進み、顧客体験の向上や効率的な施設運営が実現されることが期待されています。
楽天地ビルの概要
楽天地ビルは、東京都墨田区錦糸町に位置し、PARCOや映画館、スパ、飲食店など多様な施設が集まる商業施設です。1986年に全館開業以来、この地域のランドマークとして親しまれており、周辺エリアの賑わいにも貢献しています。様々なニーズに応えるため、今後も先進技術を活用した運営改善が続くことでしょう。
企業情報
株式会社東京楽天地
- - 代表者:加藤 陽則
- - 所在地:東京都墨田区江東橋四丁目27番14号
- - 事業内容:不動産賃貸事業、映画興行事業
- - 公式ウェブサイト:東京楽天地公式サイト
株式会社アジラ
- - 代表者:尾上 剛
- - 所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
- - 事業内容:行動認識AIを使用したプロダクト開発
- - 公式ウェブサイト:アジラ公式サイト
最後に
東京楽天地とアジラの新たな取り組みは、データを駆使して商業施設の運営を変革する先駆けになることが期待されます。今後の発展に目が離せません。