図書館ビジネスのDX推進
2022-06-17 13:05:43

カゴヤ・ホールディングスとソフテックが資本提携し図書館ビジネスのDX推進

カゴヤ・ホールディングスとソフテック、資本提携の意義



カゴヤ・ホールディングスが図書館システムの老舗企業、ソフテックとの資本提携を発表しました。この提携は、今後の図書館運営や管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるものであり、図書館業界において注目が集まっています。

ソフテックの実績とLibMaxの強み



ソフテックは1992年の設立以来、図書館システムの専門会社として、ユーザーのニーズに応じた製品の開発・運用に力を注いできました。特に、同社が提供する図書管理システム【LibMax】は、高等学校図書館での導入実績が国内で1位を誇ります。何と1,800件以上の導入が実現されています。

【LibMax】は、誰でも簡単に図書を管理できるシステムであり、学校や公共図書館、企業の資料室などに幅広く導入されています。開発から販売、サポートまですべてを一手に担うことで、周到なノウハウが蓄積されているのです。また、毎年のバージョンアップも行い、ユーザーの期待に応え続けています。

LibFinderの利便性



さらに、図書館の蔵書検索を快適にする【LibFinder】も併せて提供されています。インターネットを通じて図書館の情報を公開できる機能を持ち、新着図書やイベント情報などが閲覧者に届きやすくなります。クラウド版の【LibFinder】では、スマートフォンやタブレットからいつでもどこでも蔵書検索や予約が可能です。

提携におけるセキュリティ強化



今回の提携によって、カゴヤ・ホールディングスはソフテックのセキュリティ対策をさらに強化し、より安定したサービスの提供が可能となります。図書館における情報管理の重要性が高まる中で、ユーザーに対して安全かつ効果的なソリューションを提供することが求められています。

教育分野でのDXへの取り組み



カゴヤ・ホールディングスとソフテックは、今後も「役立つ図書館」「愛される図書館」を目指し、教育分野におけるデジタルトランスフォーメーションに向けた取り組みを強化していくとしています。この協力関係がどのように実を結んでいくのか、図書館業界全体がその行方に注目しています。

現場からの導入事例



実際に導入された一例として、大阪の「子ども本の森中之島」では、スマホとIC機器を使用して貸出・返却を行っています。また、角川武蔵野ミュージアムでは不正持ち出しを防ぐためのゲートを設置し、患者サービス向上に努めています。四天王寺高等学校でも、MARCデータを利用することで業務が劇的に向上したとのことです。

特に、京都女子中学校高等学校では通帳機を導入し、利用者の増加につながったこともあり、生徒たちが楽しそうに記帳している姿が印象的です。このように、ソフテックのサービスは実際の現場でも大きな成果を上げており、高まる期待に応えています。

まとめ



カゴヤ・ホールディングスとソフテックの資本提携は、図書館業界に新たな風を吹き込むものとなるでしょう。教育分野のDXを加速させ、より便利で安心な図書館が実現する日が待たれます。この新たな一歩が図書館の未来にどう貢献するか、今後の動向に注目です。

会社情報

会社名
カゴヤ・アセットマネジメント株式会社
住所
京都府京田辺市田辺沓脱41
電話番号
0774-65-5311

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