坂本龍一が愛した音楽の深いメッセージを探るトークイベント開催

坂本龍一が愛した音楽の魅力をひも解く

2023年3月に惜しまれながら、この世を去った音楽家・坂本龍一さん。彼の影響は多岐にわたり、一つ一つの楽曲が彼の音楽人生の一部として、今でも多くの人々に感動を与えています。彼の作品や情熱は当然のことながら、彼が愛した音楽の魅力を紐解くトークイベントが、2025年12月4日に新宿で開催されます。

このイベントは、坂本さんが生前に愛した楽曲を中心に、その魅力を言葉で伝えることが目的です。主催は株式会社朝日カルチャーセンターで、彼の音楽活動を長年にわたり取材してきた音楽ライターの吉村栄一さんと、LUNA SEAやX JAPANのギタリストとして名高いSUGIZOさんが登壇します。実際にその音楽を聴きながら、坂本さんがのこしたメッセージを深く理解する貴重な機会となるでしょう。

坂本龍一の魅力

坂本さんは、多様なジャンルの音楽を取り入れてきました。クラシック、ジャズ、ロック、民族音楽、映画音楽、テクノポップ、そしてアンビエント。彼が紹介したこれら157曲の中には、特にブラック・ミュージックに関わる曲が数多く含まれています。これらの楽曲が持つバックグラウンドと、彼自身の音楽に与えた影響は計り知れません。

実際、坂本さんは自身の音楽活動と並行して、様々な曲を紹介し、その魅力を一般の人々にも伝えることに情熱を注いでいました。特に、彼が編纂した『坂本龍一のプレイリスト』という書籍には、彼が感銘を受けた150曲がまとめられており、その中には坂本さんの人生哲学が垣間見える楽曲が数多く存在します。イベントでは、このプレイリストからブラック・ミュージックをピックアップし、彼のメッセージを探ることになります。

トークイベントの詳細

イベントの日時は2025年12月4日木曜日、午後7時から8時半までの90分間です。場所は、朝日カルチャーセンター新宿教室で、参加費は教室受講が4,268円（税込）、オンライン視聴は2,233円（税込）という設定です。教室受講の定員は100名、オンライン視聴は500名となっており、どちらも先着順での受付です。