日本代表ライフセービングチーム、2025年ワールドゲームズ出場権を獲得
公益財団法人日本ライフセービング協会が、2025年に中国の成都で開催される「第12回ワールドゲームズ」でのライフセービング競技に出場する権利を獲得したことを発表しました。この大会への日本代表チーム派遣が正式に決定し、特にリレー種目で男女ともに出場枠を確保。これにより、4大会連続での出場が実現し、日本のライフセービング競技がさらなる高みへと挑戦します。
ワールドゲームズとは
ワールドゲームズは、オリンピックの種目に選ばれていない競技の中で、世界中のトップアスリートが集結する国際大会です。この大会は、国際ワールドゲームズ協会(IWGA)の主催により、国際オリンピック委員会(IOC)の後援のもとで、4年に一度開催されます。競技は多岐にわたり、注目の大会となっています。
ライフセービング競技では、国際ライフセービング連盟(ILS)の選考基準に基づき、世界の上位8位以内の国のみが大会への参加権を得ることができるため、日本の出場はこの上ない名誉です。
日本代表チームの詳細
今回の日本代表チームは、以下の選手から構成されています。監督は植木将人が務め、選手たちは高い技術と体力を誇ります。
女子選手
- - 名須川 紗綾(茅ヶ崎)
- - 待井 ひなた(湯河原、東海大学湘南校舎)
- - 三井 結里花(館山、西浜)
- - 山田 純葉(湯河原、日本体育大学)
- - 山田 結(白浜、日本体育大学)
男子選手
- - 猪股 大地(銚子、東洋大学)
- - 関口 広太(大竹、早稲田大学)
- - 西山 俊(湯河原)
- - 原 柊太(白浜、日本体育大学)
- - 繁田 龍之介(湯河原、Vikings)
現時点では派遣スタッフは調整中ですが、チーム全体が高いモチベーションを持って大会に臨みます。
出場する種目
日本代表チームは以下の競技に出場します:
- - マネキンリレー 4×25m(男女)
- - メドレーリレー 4×50m(男女)
- - プールライフセーバーリレー 4×50m(男女)
これらの競技では、選手たちの連携と瞬発力が試されます。
大会概要
- - 大会名: 第12回ワールドゲームズ 2025
- - 開催期間: 2025年8月6日(水)~8月17日(日)
- - ライフセービング競技日程: 2025年8月8日(金)~9日(土)
- - 会場: 中国・成都市 Chengdu Sport University Sancha Lake Campus Natatorium
この大会は、日本のライフセービングにとって重要な挑戦の舞台であり、選手たちの活躍が期待されます。これまでの努力が実を結び、世界の舞台でのパフォーマンスがどうなるのか、今から楽しみです。
さらに、ライフセービング日本代表プログラムは、株式会社三洋物産および株式会社三洋販売のご協力によって支えられています。今後も多くの支援が必要となるでしょう。私たちも応援を続けていきましょう!