若者とチェスの物語
2025-07-02 11:27:38

ポプラ社の注目作『エヴァーグリーン・ゲーム』が文庫化!チェスが織り成す若者の物語

ポプラ社の新しい文庫版登場!



株式会社ポプラ社が満を持して文庫版『エヴァーグリーン・ゲーム』を2025年7月2日に発売します。本作は、2023年に行われた第12回ポプラ社小説新人賞で選ばれた傑作で、多くのメディアで取り上げられ、話題の作品として注目を集めています。

物語のあらすじ



本書の主人公となるのは、チェスと運命的な出会いを果たした4人の若者たち。彼らはそれぞれ異なる背景を持ちながら、チェスを通じて人生との対峙を体験していきます。これまでの物語にない独自の視点で、難病と闘う透、名門進学校に通う晴紀、母親との関係に悩む冴理、アメリカに渡った釣崎と、その人生の交錯が描かれています。

透は小児病棟に入院している少年で、自らの夢と現実の狭間でもがいています。晴紀は名門校でのプレッシャーに耐えながら、自分の将来に悩んでいます。そして、全盲の少女・冴理は、母親との不仲から心を痛め、チェスという新たな出会いを求めているのです。一方、アメリカで孤独に過ごす釣崎は、チェスを通じて自らの未来を模索することになります。彼ら4人の物語は、64マスの盤上で交わり、感動的なドラマを生み出します。

受賞歴とメディアでの評価



石井仁蔵という新鋭作家のデビュー作として、文庫化が待望されていた本作は、発売時に各界から多くの称賛の声が寄せられました。特に、反響が大きかったのは『王様のブランチ』や『ひるまえほっと』など、全国的なメディアで取り上げられたことです。様々な著名人からも「チェスに命を燃やす彼らが胸を打つ」「この物語と出会えることこそが読書の醍醐味」といったコメントが寄せられており、本作の魅力が広く認識されています。

チェスがもたらす熱きドラマ



本書では、4人の若者がチェスを通じて各自の悩みや葛藤を乗り越える姿が描かれています。限られた手駒をどう扱うか、逆境をどう克服するか、彼らの棋譜はまさに彼らの生き様の証です。これからの令和時代のエンターテインメント小説のスタンダードになる可能性を秘めた本作は、心の支えとして夢中で何かに没頭する大切さを教えてくれる作品です。

著者プロフィール



著者の石井仁蔵は1984年に新潟県で生まれ、東京大学文学部を卒業。2022年に本作で名を馳せ、第12回ポプラ社小説新人賞を受賞し、文壇にその名を刻みました。彼の力強い筆致は、デビュー作とは思えないほどの迫力をものにし、読む者の心をつかんで離しません。

書籍情報



  • - タイトル:『エヴァ―グリーン・ゲーム』
  • - 著者:石井仁蔵
  • - 定価:968円(税込)
  • - 発売日:2025年7月2日
  • - 書誌ページポプラ社書誌ページ
  • - AmazonAmazonリンク

この作品は、4人の若者たちがチェスを通じて成長する姿を描いた、感動のストーリーです。ぜひ文庫版を手に取って、その心温まる冒険を堪能してください。


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会社情報

会社名
株式会社ポプラ社
住所
東京都品川区西五反田3丁目5番8号JR目黒MARCビル12階
電話番号
03-5877-8101

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