明光ダイバーシティウィーク2024の開催
株式会社明光ネットワークジャパンが「明光ダイバーシティウィーク2024」を10月28日から11月1日にかけて開催しました。これは、明光義塾を展開する同社が初めて実施したダイバーシティに関するイベントであり、2度目の開催となる今年も、同社の社員だけでなく、グループ会社からの参加も受け入れました。「全ての人の可能性をひらく」というテーマのもと、参加者は多様性や包括性に関する理解を深める機会を得ました。
ダイバーシティとは何か?
ダイバーシティとは「多様性」を意味しますが、ビジネスにおいてはさまざまなバックグラウンドを持つ個人の特性を尊重し、その違いを活かしていく考え方を指します。年齢や性別、国籍、障害の有無、価値観など多様な要素を受け入れ、その能力を最大限に引き出すことが目指されています。明光ネットワークジャパングループは、この理念に基づき、より強固でしなやかな組織を構築するための取り組みを進めており、特に2023年からダイバーシティに関するイベントを開催することに取り組んでいます。
盛りだくさんのプログラム
ダイバーシティウィークでは、専門的な講演や実習が行われました。以下は、主なプログラムの概要です。
スペシャル講演会
- - テーマ: 日本企業とジェンダー~女性活躍のためにあなたができること~
- - 日程: 11月1日(金) 13:00~14:30
- - 講師: 上野千鶴子(社会学者、東京大学名誉教授)
この講演では、日本企業におけるジェンダーギャップについて焦点が当てられました。上野氏は、日本における女性の職場での立位置や、企業がどのようにジェンダーの平等を実現できるかについて貴重な見解を示しました。
誰もが通いやすい教室・スクールのその先へ
- - 日程: 10月28日(月) 13:00~14:30
- - 講師: 湊めぐみ(株式会社Kaien)
本プログラムでは、発達障害についての知識や、それに対する理解を深めるための方法論が紹介されました。ユニバーサルな環境を作り出し、子どもたちの成長を促すための具体的なアプローチが提示されました。
職場実習
- - 日程: 10月29日(火)~10月31日(木)
明光農園での実習では、障がいを持つ方とともに働く中で、通常の価値観から脱却し、多様な考え方を学ぶ貴重な体験が提供されました。約3日間、明光ネットワークジャパン本社での職場環境を通じて、参加者は異なるバックグラウンドを持つ仲間たちとの協働を体験しました。
明光ネットワークジャパンのダイバーシティ推進
明光ネットワークジャパンは、ダイバーシティを推進するための具体的な目標を設定しています。それは、2024年8月期までに女性管理職の登用率を25%以上に引き上げ、外国人人材や中途採用者の要職登用を目指すことです。これにより、企業内での多様性を高める施策を実施し、社会から選ばれる企業を目指しています。
また、同社は「女性活躍推進法」に基づき、優良企業として認定を受け、認定マーク「えるぼし」の2つ星を取得しました。これは、女性の職業生活における活躍を具体的に支える姿勢を示したものです。
明光ネットワークジャパンは、国連WFPの「学校給食プログラム」への寄附や、障がい者が楽しく働ける環境の創出を目指す施策を全力で進めています。これらの取り組みを通じて、全ての人の可能性を引き出す企業を目指し続けます。
公式サイトこちら:https://www.meikonet.co.jp