大阪万博でのMUSASHI個展とポポちゃんの魅力
2023年7月、大阪で開催された『世界のMUSASHI個展』は、多くの企業や著名人が参画し、約100点の作品が展示される中で、特に注目を集めたのがフォトグラファーの「ポポちゃん」だ。彼はこのイベントにおいてMUSASHIとその周りの人々の自然な表情を撮影し、その魅力を余すところなく捉えた。
ポポちゃんは、小島鉄平が運営する『TRADMAN'S BONSAI』との縁から今回の個展に参加。彼は文中で「万博の会場に着くまで、MUSASHIくんに会ったこともなく、何も知らずに行ったけれど、楽しいことがあるんじゃないかという気持ちで迎えた」と語っている。しっかりとした計画があるわけではなく、彼の感性の赴くままに、場の空気を感じ取り、作品を撮り続けた。
MUSASHIとの初対面についてポポちゃんは「商売っ気が全然なく、本物のアーティスト」と表現し、彼の周囲にはお金を追いかける気配がまったく感じられなかったと振り返る。実際、MUSASHIの将来の展望や目指す方向性について話しているのを聞き、ポポちゃんはその瞬間を切り取る自分の姿が見えたという。
フォトジャーナリズムへの道のり
ポポちゃんは、13歳でのホームステイ経験からパーティー写真を撮ることに興味を持ち始めた。高校からカナダに留学し、その後アメリカで大学生活を送り、当初は俳優を志していたが、日本に帰国後のオーディションでは「キャラが濃すぎる」と言われ、進路を見直すきっかけとなった。23歳の時に父親の影響でウエディングフォトグラファーとして活動を始め、徐々に様々なパーティーにおいても依頼を受けるようになった。
彼のスタイルは、一眼レフではなくライカを使うことにこだわる。その理由は小型で持ち運びがしやすく、カメラマンらしくなく振る舞えるからだ。「まるで遊びにきた友達のように人々と接することができ、結果的に自然な瞬間を捉えることができる」と語る。ポポちゃんは、自身のブランド、G.Q.W.P(グローバル・クオリティ・ウエディング・フォトジャーナリズム)を立ち上げ、結婚式の裏に潜むリアルも含めて写真に収めることを信条としている。
MUSASHIとポポちゃんの素敵なつながり
MUSASHIとポポちゃんは、互いにクリエイティブな感性を高め合う存在であり、ポポちゃんは「MUSASHIくんは恥ずかしがり屋だけど、彼との目が合った瞬間には何か力強いものを感じる」とその魅力を称賛する。ポポちゃんは「人々の瞬間の表情を切り取りたい」という願いを胸に、今後の作品に挑み続けていく。
彼の作品には涙や笑い、そして感動が溢れており、見る人に深い感情を呼び覚ます力がある。彼にとってフォトジャーナリズムはただの撮影ではなく、ストーリーを形にする重要な役割を持っている。ポポちゃんは、今後ともさまざまなイベントで新たな瞬間を捉え続け、多くの人々にその魅力を届けていくことだろう。
《コラボアーティスト情報》
- - アーティスト名:POPOちゃん
- - Instagram:ポポちゃんのInstagram
- - プロフィール:感情を切り取るヴィジュアルストーリーテラー。ウエディングからファッションブランドのパーティーまで、最も感情が溢れる瞬間を捉えるフォトジャーナリスト。
このように、ポポちゃんはMUSASHIとの出会いをきっかけに、さらなるレベルアップを目指し、アートと表現の新たな可能性を提供していくことだろう。