経産省でAI体験!カラクリの中高生向けワークショップ
カラクリ株式会社が2023年8月7日、経済産業省で行われた「こども霞が関見学デー」に参加し、中高生向けに特別なAIワークショップを実施しました。このイベントには、41名の中高生が参加し、生成AIの可能性を体験する貴重な機会となりました。
ワークショップの流れ
ワークショップは、まず生成AIとAIエージェントの仕組みを解説するところからスタートしました。カラクリのスタッフは、「AIは物知りな友達から有能な秘書へと進化する」という例えを用いて、AIの役割を分かりやすく説明。参加者たちは、AIがどのように思考し、行動するかを理解することで、その可能性を身近に感じることができました。
その後、京都への修学旅行計画をテーマとしたデモを通じて、AIが如何に計画書を作成するのかを体験しました。続いて、参加者たちは自らのテーマ、例えば「学園祭の企画」や「夏休みの宿題計画」を設定し、AIに依頼を行いました。このプロセスでは、他の参加者と成果物を共有し、お互いにフィードバックを行うことで、実際の利用シーンを体験しました。
最終的には、指示の方法によって出力結果が変わることを考察する時間を持ち、AIとの対話を楽しむ方法を学んでいきました。参加者たちの中からは、楽しさや身近さを感じられる喜びの声がたくさん聞かれました。
質疑応答での反響
質疑応答の時間では、専門的な問いが寄せられ、中高生のAIに対する関心の高さを実感。この場面からも、AIが今の若い世代の思考に浸透していることを伺えました。
高い満足度
アンケートの結果、87%が「面白かった」と答え、80%が「他の人にも勧めたい」との声もありました。参加者からは「ChatGPTを初めて使い、その性能に驚いた」「メリットだけでなくデメリットも考える必要があると気づいた」という感想も寄せられ、理解を深めるきっかけとなったことが伺えました。
今後の展望
カラクリは、生成AI技術に関する教育や啓発活動を今後も続け、未来の世代がAIと共に学び、成長できる社会の実現を目指していきます。彼らのビジョンに共感し、これからの取り組みに注目していきましょう。
会社概要
カラクリは、AIアルゴリズムの研究開発を行い、カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズを提供しています。多くのトップ企業に導入されており、今後もAI技術を進化させていくことに注力しています。
事業内容: AIアルゴリズムの研究開発、カスタマーサポート向けAIの提供など
設立: 2016年10月3日
代表者: 小田 志門
ウェブサイト:
カラクリ
参加者たちの関心を引き、未来の技術への理解を深めるワークショップは、これからのAI教育における重要なステップとなることでしょう。