Smartlogがホーユーにグループ加入、デジタル時代を切り拓く新たな挑戦

Smartlogとホーユー、共鳴するデジタル力と伝統

2023年10月、株式会社Smartlogが「ビゲン」や「シエロ」で知られるホーユー株式会社のグループ会社になったことが発表されました。このグループ再編は、デジタルマーケティングと従来のブランド力を融合させ、新たな価値を創造することが目的です。

Smartlogは、東京都渋谷区を拠点とするデジタルマーケティング企業で、月間最大1,500万MAUを誇るウェブメディア『Smartlog』を通じて、広告運用代行やD2C支援も手掛けています。新たなグループの一員となったことにより、両社の知見を結集させることが期待されています。

グループ入りの背景

Smartlogの代表取締役社長、立花京一氏は、ホーユーの100年以上の歴史を背景にしたメーカーとしての強みと、自社が持つデジタルマーケティングのノウハウを組むことで、新たな挑戦が可能になると強調しました。「感謝の気持ちを持ちながら、楽しい仕事を続けていきたい」と彼は語っています。

取締役の根本祐輔氏も、会社の変革を経て新しい道を歩むことにワクワクしており、SEOや広告だけでなく、SNSやEC、AIといった知見も活かしながらホーユーの製品開発をサポートしていく意向を示しました。

ホーユーの期待と発展

ホーユー株式会社の代表取締役社長、佐々木義広氏は、デジタル化の進展を背景に、新たな視点での挑戦が必要であると述べました。Smartlogとの連携により、WEBメディアを通じたシナジーだけでなく、これを超えるような化学反応を生み出すことを目指しています。彼は、2023年10月31日までの連結売上高が521億円であり、470人以上のメンバーを擁するホーユーにとっても、新しい仲間を迎えることは大きな意味を持つと話します。

今後、両社の連携による新しいマーケティング手法や商品開発が期待されます。特に、デジタル時代に即したアプローチで、消費者との接点を強化し、ホーユーの伝統に新たな風を吹き込むことが期待されています。これからの展開や取り組みに注目です。

最後に

株式会社Smartlogがホーユーグループの一員となったことは、デジタルマーケティングと伝統的なブランドのコラボレーションが生む新たな可能性の象徴とも言えるでしょう。それぞれの強みを発揮しながら、消費者にとって魅力的な商品とサービスを提供していく姿勢が、今後の両社の成長に寄与することを期待しています。