特別祈祷と子ども祭りが同日に開催！熊野神社の魅力

熊野神社での特別祈祷と子ども祭り

令和5年5月5日、熊野神社で特別祈祷が行われる。この日は「5つのご縁を結ぶ」というテーマのもと、特別な縁を授ける祈祷の際、奇数や多様性を象徴する「5」に関連する特別な意味合いが込められている。

特に注目されるのは、祈祷が行われるのが、五角数字が並ぶ魅力あふれる時間、5時55分55秒という瞬間。神社の神様「熊野大神」や、当社を勧請した安倍晴明公への敬意を表し、また、晴明公が編纂されたと言われる陰陽道の秘伝書『金烏玉兎集』に基づき、太陽や月、さらに人との貴重なご縁を結ぶことが目指されているとあって、訪れる人々にとって特別な意味を持つだろう。

■ 特別祈祷の詳しい内容

当日は、特別祈祷に参加するために、一人あたり初穂料として5,000円が必要となり、祈祷に参加した方には555体限定の「五縁神札」が授与される。参加者は、定められた時間に余裕を持って訪れることが推奨されている。

「5」という数字には多様性や成長を促すパワーが含まれており、特にこの機会を利用して自身の人生において、新たな発展を考える人々にとって、意味深い時となるに違いない。

また、熊野神社は安倍晴明公によって紀州熊野から勧請された神社であり、今年で創建1,023年を迎える。特に関東では唯一の晴明公ゆかりの地として、多くの方々に愛されている場所だ。神社の周辺は農業が盛く、河川に囲まれた恵まれた環境が特徴的であり、清浄な境内地を守るため、晴明公が施した陰陽道の知恵が今も息づいている。

くまのこどもまつりの魅力

同日、熊野神社で『くまのこどもまつり』も開催される。5月5日は「こどもの日」とあって、子どもから大人まで楽しめるプログラムが満載である。

例えば、10時からはポニーとのふれあいや乗馬体験が行われ、先着55名限定で馬車試乗も用意されている。さらに、熊野神社探検や、地域の名産をテーマにした遊びのコーナーなど、色々なアクティビティが整っている。

また、午後にはNPO法人やたがらすによる芸人や大道芸ショーも予定されており、特に子どもたちにとって楽しい体験ができるだろう。さらに午後からは、寄席や語りのイベントも行われるため、大人も楽しめる内容が充実している。

このように、特別祈祷と共催で行われる『くまのこどもまつり』は、子どもたちにとっても良い思い出になるに違いない。神社の歴史や文化に触れながら、楽しく過ごしてほしい。