VRで広がるEC体験
2017-01-30 12:00:05
ハコスコとCNSが連携、VRを用いた新たなEC体験を提供
株式会社シー・エヌ・エス(CNS)と株式会社ハコスコは、新しいマーケティング・パートナーシップを締結し、VRを使った新しいアプローチに乗り出しました。今回はその第一弾として、インターネットショッピングを革新する「VR for EC」というサービスを発表しました。このサービスは、ユーザーがVR空間の中に入り込み、商品を体験しながら購入ができるという新しい形のショッピングを提供します。
「VR for EC」とは?
「VR for EC」は、視覚的に没入できるVR技術を活用し、ユーザーが自分以外の視点を体験できることを特徴としています。このサービスにより、ユーザーは商品をただ見るだけではなく、実際にその商品を持っているかのような感覚を味わうことができます。これにより、ストーリーマーケティングの一環として、より深い感情移入を促すことが可能になります。
提供されるサービス内容
CNSは、商品の特性に基づいたVRコンテンツの制作やコンサルティングを行い、ハコスコがその技術力を提供します。さらに、ハコスコプレミアムアカウントサイトの制作や管理、VRコンテンツ内でのタグ付け代行サービスも提供しています。このように、両社の強みを生かしたプロモーションが期待されています。
今後の展開
「VR for EC」の初めての展開として、日本のファッションブランド「Room no.8」が選ばれました。このブランドは、大人の女性の日常にぴったりなアイテムを提供しています。「Room no.8」を愛用する顧客を紹介する記事とともに、その撮影の様子を360度ムービーで公開する予定です。ユーザーはそのムービーを通じて、デザイナー小島直子氏やモデルたちとの会話を楽しみながら、紹介されたアイテムをその場で購入することができる予定です。初回のコンテンツには、フリーアナウンサー坂田陽子が登場し、彼女が衣装を選ぶ様子も公開されます。
CNSとハコスコの取り組み
株式会社シー・エヌ・エスは、VRコンテンツ制作のほか、ICTツールの開発、グラフィックデザイン、映像制作など多岐にわたるクリエイティブサービスを提供しており、様々なイベントの企画・演出も手掛けています。一方で、ハコスコは手軽にVRを体験できるゴーグルやVRコンテンツを提供し、国内でのVR配信プラットフォームとしての地位を確立しています。両社の提携は、今後の広告業界におけるVR技術の進化を牽引することが期待されています。
まとめ
この新しい試みは、VR技術をビジネスに生かす可能性を広げ、ユーザーに対してより記憶に残る購買体験を提供します。新たな時代のショッピングを楽しみにしたいですね。
会社情報
- 会社名
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株式会社シー・エヌ・エス
- 住所
- 東京都目黒区上目黒2-9-35中目黒GS第二ビル1F
- 電話番号
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03-5768-3525