シクフォニの新たな歴史を刻むワンマンライブレポート
2023年10月27日と28日の2日間、2.5次元タレントグループ「シクフォニ」が幕張メッセイベントホールでワンマンライブ『SIXFONIA One Man Live【Six-tuation】vol.Ⅰ -CHAOS-』を開催しました。このライブは、3月に実施した初のワンマンライブの成功を受け、さらに大規模な会場での開催となり、両日ともにチケットがソールドアウトするほどの人気ぶりを見せつけました。
ライブは、オープニング映像から幕を開けました。新曲「Sledgehammer」に合わせて登場したメンバーたちはそれぞれの新衣装を身にまとい、ファンの期待感を一層高めました。1stアルバムのリード曲「d0gmq」では、白いレーザーライトが幻想的な世界を創出し、次の「SHALL WE GONG!?!? -1st battle-」では、ペンライトが音楽と融合し、会場の熱気を盛り上げました。
「幕張、盛り上がってますか?」との呼びかけに、観客は大歓声で応え、メンバーの自己紹介が始まった瞬間、マイクトラブルや照明の不具合といったトラブルも発生しました。これらはリアルな事故かと思いきや、まもなくして登場したのはメンバー全員が椅子に座った姿。ここで彼らは人気曲「しっくす。」を披露し、会場は悲鳴にも似た歓声に包まれました。続いて、混沌とした振り付けが印象的な「MeDi信」を情緒豊かに歌い上げ、最後には全員が倒れこむ演出で観 audienceに強い印象を与えました。
さらに、ライブの中盤ではソロステージも盛り上がりました。まず、すちが力強い「Breaking down」で観客を魅了し、雨乃こさめが「Rainy Journey」で可愛らしいパフォーマンスを展開。暇72の「鏡鬱し」では、ダークな演出と共に迫力のあるダンスが印象的でした。その後、仮面を着けたメンバーが登場し、炎の演出やダンスでさらに熱気を帯びたパフォーマンスを繰り広げました。
2日目のステージでは、メンバーが観客を客席ごとに分けて「ドキドキウェーブ対決」を行いました。このファンとの交流がもたらした一体感が、シクフォニの独自の魅力を際立たせました。記念すべき瞬間として、マント姿のメンバーが「次の曲わかるよな?」と問いかけ、ファンが一斉に答えた「J0KER×JOK3R」に続き、特別な楽曲「Burn it All」が披露されました。
ライブの最後には、メンバーが今後の活動に向けた想いを語りました。さまざまな困難を乗り越えて活動を続けていること、そしてファンへの感謝の気持ちが語られ、全員の絆が強固であることを再確認する場面があちらこちらに見られました。メンバーの一人が「この6人で幕張のステージに立てて、本当に良かった」と述べた言葉が印象的でした。
ライブは最後の「2 many fighterz」で盛り上がり、締めくくりの「eND oF FaNTaSY.」で幕を下ろしました。観客に向けて2024年のツアー開催が発表され、ファンたちは来たる新たな活動に目を輝かせました。
シクフォニとは
超大型オーディションを経て結成されたシクフォニは、2022年8月にオリジナル曲「J0KER×JOK3R」で華々しくデビュー。彼らの音楽性や企画部門での高い評価を受け、多彩なアプローチでファンを魅了しています。結成からわずか2年足らずで、そのチャンネル登録者数は60万人を超え急速に人気を集めている新進気鋭の6人組です。