特定非営利活動法人子どもセンターぬっく 10周年記念シンポジウムの開催
2025年11月1日(土)、特定非営利活動法人子どもセンターぬっくが10周年を記念するシンポジウムを開催します。おおむね10代後半の子どもたちを対象にした支援活動に特化したこのイベントでは、「困難の中にある子どもの声を聴く」というテーマのもと、実現に向けた様々な取り組みが紹介されます。
シンポジウムの詳細
開催場所は大阪国際交流センター(大阪市天王寺区)、時間は13:30から16:30までです。参加は無料で、定員は120名。興味のある方は事前申し込みが必要です。子どもや若者の支援に関心のある方は、奮ってご参加ください。
プログラム内容
第1部 - ぬっく活動報告
ぬっくの設立からの活動報告を玉野まりこ理事長をはじめとした専門家から聞くことができます。基調講演には、子どもの支援において著名な坪井節子さんや堀正嗣さんをお迎えします。彼らはそれぞれの専門性を生かして、子どもたちが直面している現実とその改善に向けた方策についてお話しします。
第2部 - パネルディスカッション
参加者がそれぞれの意見を交えながら、子どもの声に耳を傾けるための方法を探ります。講師陣とともに議論を深め、支援のあり方を考えていきます。
講師・パネラーの紹介
坪井節子さん
社会福祉法人カリヨン子どもセンターの理事を務め、日本初の子どもシェルターを設立。著作も多数手がけています。子どもの権利を守るための活動が評価されています。
堀正嗣さん
熊本学園大学の教授で、1990年代から子どもアドボカシーに積極的に取り組んでいます。子どもたちの意見形成に関する研究が高く評価され、国際的にも知られた存在です。
玉野まりこ理事長
設立準備段階から子どもセンターぬっくに関わり、理事長として多くの権利問題を解決してきました。非行や虐待など、幅広い問題に対して法律的なアプローチを行っています。
子どもセンターぬっくについて
子どもセンターぬっくは、虐待や貧困により家庭に居場所がない子どもたちのための施設です。女子専用シェルターの「ぬっくハウス」や、自立援助ホーム「Re-Co」、男子専用の「Ma-Co」の運営のほか、電話相談やアフターケアも行っています。
このシンポジウムは、今後の子ども支援活動にとって重要な情報交換の場になると共に、参加者がより深い理解を得る貴重な機会です。ぜひ多くの方々にお越しいただき、ネットワークの構築を図っていただきたいと思います。
参加申し込み
参加を希望される方は、ぬっくの公式ホームページから申し込みフォームにて登録してください。定員に達し次第、受付を終了しますので、早めの申し込みをおすすめします。
お問い合わせ
所在地: 大阪市北区西天満4丁目1番4号第三大阪弁護士ビル503号
電話: 06-6355-4648
メール:
[email protected]
お問合せの際は、シンポジウムについてとお伝えください。
このような取り組みに参加することで、自分自身がどのように支援できるかを再考する貴重な機会となるでしょう。ぜひ、皆様の参加をお待ちしています。