アリーチェ・ロルヴァケル監督の新作『墓泥棒と失われた女神』Blu-ray化決定!
イタリアの映画界における才能、アリーチェ・ロルヴァケル監督の最新作『墓泥棒と失われた女神』が、2025年4月2日にBlu-rayで発売されることが決定しました。この作品は、ギリシャ神話をモチーフにした独特なラブストーリーで、墓泥棒たちの数奇な物語を描いています。
アリーチェ・ロルヴァケル監督の魅力
ロルヴァケル監督は、カンヌ国際映画祭での受賞歴もあり、映画界の巨匠たちからも高く評価されています。特に『夏をゆく人々』でのグランプリや『幸福なラザロ』での脚本賞は、その独創的な視点とストーリーテリング能力がいかにすごいものかを証明しています。ポン・ジュノやグレタ・ガーウィグといった著名な映画人からも支持を受け、その作品には多くのファンがいます。
豪華キャスト
本作には、ジョシュ・オコナーやイザベラ・ロッセリーニといった実力派俳優が出演。特にオコナーは『幸福なラザロ』に触発され、監督に出演を熱望して送り届けた手紙がきっかけとなり、主役に抜擢されたのです。彼の演じるアーサーは、墓泥棒としての生活の中で彼の失踪した恋人を探し続ける切ない役どころを演じます。
物語の要約
舞台は1980年代のイタリア・トスカーナ。アーサーは考古学愛好家として、古代エトルリア人の墓を発見する特殊な能力を持っています。仲間たちと埋葬品を掘り出し日銭を稼ぎながら、彼は失踪した恋人であるベニアミーナを捜索しています。ベニアミーナの母であるフローラもアーサーに彼女の行方を託し、物語が進んでいく中で二人の関係がどう展開していくのかが見どころとなっています。
発売情報と特典映像
『墓泥棒と失われた女神』のBlu-rayは、特典映像として劇場での予告編も収録される予定で、総価格は5,500円(税込)となります。特に映画ファンにとっては必携アイテムとなることでしょう。興味深いのは、美しい女神像を巡るストーリーが進むにつれ、アート市場をも巻き込む騒動に発展する点で、映画自体が非常にエンターテイニングです。
最後に
ロルヴァケル監督の独特な視点が光るこの作品は、ただの映画ではなく、観る者を深く引き込む愛と冒険の物語を描いています。ぜひ、2025年のBlu-ray発売日を楽しみに待ちましょう!