新たな防災の形を提案する「食べとう?KOBE」
神戸市内の企業が集結したプロジェクト「食べとう?KOBE」によって、災害時にも活用できる料理レシピが誕生しました。このプロジェクトには、地域の食品関連企業や神戸学院大学の学生団体「防災女子」が参画しており、食の課題解決を目指しています。このレシピ集のタイトルは、「おいしく備える!簡単!防災レシピ」。災害に備えた食品の使い方や調理法を提案しています。
レシピの詳細と利用法
このレシピ集は、日常的に手に入る備蓄食品を用いて、調理器具や水が少ない状況でも作れる料理を多数収録しています。特に注意したのは、包丁をほとんど使用しないこと。これにより、時間がない時でもサッと調理でき、普段の食事としても大いに役立てられます。また、このレシピ集は家庭だけでなく地域や学校といったさまざまな場面で役立ち、防災への意識を喚起する良いきっかけになると期待されています。
水や調理器具が限られた状況にも対応
このレシピ集では以下の内容が網羅されています。
1. 食品の備蓄とローリングストック法の説明
2. パッククッキングについての詳細
3. バランスの取れた食事を作るためのヒント
4. パッククッキングを使った11種類のレシピ
このように広範囲にわたる内容が多彩なレシピとなって具現化されました。
配布と公開について
このレシピ集は神戸市の食育ポータルサイト「こうべ食フレ!」にて公開予定です。4階建ての市役所内にある神戸市危機管理センターの1階では、常に防災展示室として設置され、観客の手に届く形で配布されます。また、2026年1月16日からの3日間、三宮センター街で開催予定の「神戸防災のつどい2026」においても、学生団体「防災女子」との共同ブースにて配布されます。
話題のレシピ「塩昆布バター炊き込みご飯」
このレシピ集には、フジッコの「ふじっ子 塩こんぶ」を使用した簡単で美味しい「塩昆布バター炊き込みご飯」も含まれています。
材料
- - 米 1合(150g)
- - 水 215ml
- - フジッコ 塩こんぶ 10g
- - コープ ドライパックスイートコーン 25g
- - バター 10g
- - 粗挽き胡椒 少々
作り方
すべての材料をポリ袋に入れ、湯せんで25分加熱した後、10分間蒸らすだけで完成します。このシンプルさから、多忙な日常でも簡単にできることが魅力です。
地域の連携を強化する「食べとう?KOBE」
「食べとう?KOBE」は、神戸市内の食品関連企業9社が参加しており、市民の食の問題を解決するために立ち上がったプロジェクトです。参画している企業には、エム・シーシー食品株式会社やオリバーソース株式会社、カネテツデリカフーズ株式会社などがあります。これらの企業が協力し、高品質で分かりやすい防災レシピを共に作り上げる手法は、食の問題解決に多大な貢献をしています。
神戸学院大学「防災女子」の役割
また、このプロジェクトの一環である神戸学院大学の学生団体「防災女子」は、女性目線の防災啓発活動を行っています。2014年に設立されたこのサークルは、女性の視点から「災害時こそ女子力を活かそう」というコンセプトの下、家庭や地域での防災意識を高めるための啓発活動に努めています。
これからの時代にマッチした防災レシピを通じて、地域の人々が日常的に備える意識を持つことを期待したいものです。